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2025/10/10

くまもりNews
STOP国見山の乱開発 高知の自然を破壊する風力発電計画の中止を求めます!
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四国三郎・吉野川——。
何百年も前から、流域の人々の暮らしを支えてきた大河です。
その源流のひとつが、高知県香美市・大豊町・本山町の境にある「国見山」。
いま、この国見山の豊かな森が、大規模な風力発電事業の計画によって破壊されようとしています。
計画では、高さ144メートル(40階建てビルに相当)の巨大風車を12基建設する予定です。
風車を搬入するための道路建設や基礎工事により、森の伐採、水脈の分断、土砂崩れの危険など、深刻な環境影響が懸念されています。
国見山の地質は非常にもろく、水源の森として古くから守られてきた場所です。
すでに一部では伐採が進んでおり、源流の森が失われる現実が始まっています。
クマタカやアサギマダラも暮らす、いのちの森
国見山は、ブナの天然林が残る貴重な生態系の宝庫です。
ここでは絶滅危惧種のクマタカが生息し、渡り蝶アサギマダラの飛翔ルートでもあります。
そこに巨大な風車が建ち並べば、鳥類のバードストライク(衝突死)など、自然界への影響は計り知れません。
住民の暮らしも危険にさらされる
山のふもとで暮らす住民の方々は、水源の変化や騒音にも強い懸念を抱えています。
最も近い住宅は風車からわずか1.4キロ。
「静かな山里の生活が、24時間365日、風車の低周波音にさらされるのではないか」
「高知本山の風力発電と暮らしを考える会」の皆さんは、
地元の水と森を守るために署名を呼びかけています。
署名はこちらから✍️
この署名は、経済産業省・高知県知事・香美市長・大豊町長・本山町長・事業者(電源開発子会社ジェイウインド)へ提出されます。
一人ひとりの声が、森を守る大きな力になります。
どうか、国見山の自然といのちを未来へ残すために、ご協力をお願いいたします。

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