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2022/02/22

くまもりNews
ツキノワグマの保護計画または管理計画に対するパブリックコメントを募集の残り都県

環境省の特定鳥獣保護・管理計画作成のためのガイドライン(クマ類編)改定案についての検討会は、

3月1日(火)13:30~16:00  WEB会議形式で開催されるそうです。ネット傍聴可能。

今年はコロナのこともあってか、環境省のクマガイドラインの改定が遅れています。

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しかし、都府県の特定鳥獣保護管理計画は令和4年4月1日から実施しなければなりません。

環境省のガイドラインがまだ出ていないにもかかわらず、今年になってからは各都府県の計画案に対するパブコメ募集が目白押しでした。

熊森は、パブコメ提出に日々追われました。

 

もう多くが、パブコメ提出期限を終了しましたが、あとまだクマの保護計画または管理計画のパブコメを募集しているのは以下の県です。

クマパブコメ近日実施予定

山形県 2月中旬
岐阜県 近日中?鳥獣保護管理事業計画については実施中
滋賀県 近日中

クマパブコメ実施中

現在、実質、クマを保護の対象としているのは、日本では滋賀県だけです。

 

クマを管理計画の対象としている都府県は、クマの個体数をどうやって管理するか(=減らすこと)を計画しているため、残念ながら、初めから保護の視点はありません。人間が破壊した生息地の再生を忘れて、個体数を減らしてさえおけば、クマとの軋轢は無くなるだろうという誤った考えに囚われているのです。

 

各都道府県が作ったクマの保護計画または管理計画に対するパブリックコメントに挑戦してみようと思われる方は、ネットで各都道府県の長文計画を読み、規定に従ってご意見を提出してください。

 

なお、意見を提出しても採用されることはまずありません。日本のパブコメは、パブコメをとりましたよという形式だけの感がありますが、クマなど野生動物の大量捕殺が進まないように願っておられる方は、ダメもとで行政に声を届けてみてください。

 

参考までに、日本熊森協会が環境省に提出したクマに関するパブコメはこちら

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