2022/11/29
くまもりNewsNHKニュースより一部抜粋
11月28日午前9時20分ごろ、長野県松本市五常の住宅の敷地内で、この家に住む丸山明さん(75)がクマに襲われたと家族から警察に通報がありました。

NHKニュースより
地元の猟友会のメンバーがこのクマを射殺したということです。
丸山さんは市内の病院に搬送されましたが、全身をかまれるなどしていて、死亡が確認されました。
丸山さんはおよそ20年間、このクマをかわいがって飼っていたということです。
熊森から
クマによる人身事故が起きた時、マスコミは襲ったと報道しないでください。
記者たちのクマに対する知識不足の故ですが、この誤報道にはやりきれない思いがします。
さっそく、10頭のツキノワグマと20年間家族として暮らされた顧問の宮沢正義先生(96歳、長野市在住)に、電話してコメントをいただきました。
宮沢先生:「クマはね、噛むことで親しみを表す動物なんだ。クマ同士遊ばせておくと、楽しそうに首とか絶えず噛み合っているよ。好きな人がいたら、どんどん噛んでくるよ。
クマの皮はものすごく厚くて硬いから、クマ同士はどうもないが、人間は皮膚が薄いから、こんなことされたらひとたまりもない。
そこで、飼い始めたころ、服の裾に鉄板を入れたり、軍手の先にボルトを入れたりして、わざと何度も噛ませて、人間の体は鉄のようなものでできており、かむと歯が痛くなると思わせるようにした。するとそのうち、クマたちは全く人を噛まなくなった。」

宮澤正義先生

宮澤先生と息子さんでクマのお散歩
事故後、クマ(オス、80キロ)は、丸山さんのすぐ横をうろうろしていたというから、逃げ出そうとしたわけでも、丸山さんを噛み殺してやろうとしたわけでもなく、最大の親しみを込めて抱き着いていっぱい噛んだら、丸山さんが倒れてしまったので、戸惑っていたことが考えられます。クマ君は、自分がなぜ射殺されねばならないのか、訳がわからなかったと思います。
亡くなられた丸山さんのご冥福を心から祈ります。
最新のお知らせ
2025/12/05 要望・提案
冬眠期および春グマ駆除の拡大に強く反対し、 調査研究に5億もの予算を割くのではなく喫緊の被害防除への予算重点化を求めます2025/12/04 イベント
クマとの共存に必要なことは?捕殺だけでは解決しないクマ問題2025/12/01 くまもりNews
『クマは5年で2倍に増える!?』秋田県の長期データから読む|クマ増加論の再検証2025/11/18 要望・提案
政府がクマ被害対策パッケージを発表ページトップに戻る