2025/01/01
くまもりNews新潟県阿賀町トラスト地周辺にて(ドローン撮影:工藤真那)~再エネ事業者が所有していた約1,000haの土地をトラスト地として取得~
2024年もたくさんの方に応援いただき、全国で活動を行うことができました。
日本熊森協会ができる前から私たちに指導してくださっている、今年で98歳になるツキノワグマ研究のさきがけであられた宮澤正義先生は、「現在の人類は生物界でひとり勝ちし、無敵の地位を得た結果、地球の森羅万象はことごとく自分のものだと勘違いし、敗者の痛みに鈍感になり、気に入らない生物を排除するようになりました。何十億年もの長い進化の果てに現世にたどり着いた仲間たちを絶滅に追いやり、自らもまた絶滅に向かう。裸の王様です」と人類の将来を憂いておられます。
自然と対立し続けたままでは、私たちの社会はそう長くは続かないでしょう。今も続く、再生可能エネルギーの名のもとに行われる森林破壊や捕殺に偏ったクマとの軋轢の解決法を、自然とも他生物とも共存できる方向へ変えていく実践活動が今、何よりも必要とされていると実感しています。
2025年も、対話を続けながら、実践活動によって進むべき道を示していけるよう、全国の仲間と力を合わせて進んでいきます。
みなさんも、ぜひ、日本熊森協会の自然保護活動にご参加ください!!
2025年元旦 (一財)日本熊森協会 会長 室谷 悠子
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人々の生活や自然を破壊する過度な再エネ開発は間違っているページトップに戻る