お知らせ

2025/03/13

要望・提案
環境省に要望書提出「捕殺強化ではなく、棲み分けて、クマと共存できる制度を」
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3月10日、市街地でのクマへの銃猟を拡大する鳥獣保護管理法改正案を巡り、捕殺強化ではなく共存できる制度にすべきだとして、「危険鳥獣」という名称の変更、被害防除や棲み分け対策への財政支援などを求める要望書を環境省に提出しました。

要望概要

今回の法改正では、クマとイノシシを新たに「危険鳥獣」と定義し、人の日常生活圏に出没したクマを市町村長の判断で、銃猟する手続きを定めるものです。クマは、水源の森を形成するという重要な役割を果たしており、一面を捉えて「危険」とのレッテルを貼ることは、捕殺強化の動きをさらに進め、クマを絶滅させかねないと強い危機感を感じています。「特例鳥獣」等の名称変更を提案します。

要望事項
1 【鳥獣保護法改正案について】クマへの偏見を広め、共存を不可能にする「危険鳥獣」の名称変更
2 被害防除、棲み分け対策のための財政支援、人材配置、犬を用いた追い払い対策の普及
3 錯誤捕獲の大きな原因となっているくくりわな規制
4 全国でクマの放獣ができる体制の整備・人材育成
5 クマが奥山で、生息できるよう広葉樹林の再生、森林での大規模風力発電、太陽光発電開発の規制

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