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COP10 - 20日

ブースは会員ボランティアさんにお願いをして、M&Tは会議場のサイドイベントに参加することに。

Mは生物多様性再生プロジェクト・ケーススタディー紹介(Society for Ecological Restoration International)、Tは環境省が主催する、ブラックバスバーガーが参加者に振舞われる外来種管理の会議に手分けして参加。(部屋の外に並べて、CBCテレビ局などが大騒ぎで取材。もっていこうとする人たちにNO、NO、NO!講演を聴く人だけ!と英語で注意をするスタッフ・・・だったら廊下におかなければいいのに)

M: 再生プロジェクトでは、一度壊してしまったものは元に戻せないので、新しい方法で生物多様性を新たに復元させるというプロジェクトを手がけている組織に所属する参加国のケーススタディーの発表がありました。森が壊されたところに新たに森を復元するなどの紹介を受けて、色々なところで森復元活動が行われていることを知ったMは大興奮。つい質疑応答のときに挙手し、日本の奥山の荒廃を伝え、日本でのケーススタディーはありますか、と聞いたところ、無いので、君の団体が始めてのケーススタディーを是非作ってくれ。といわれました。Mの隣にはカナダ人の森林政策アドバイザーのジェシカ・トンプソン女史が座っていて、彼女は日本の奥山の現状をよく知っていました。(隠してもばれてるぞーーー、日本!)会議が終わったと、名刺交換をしました。熊森も加盟できるといいなと思っています。会議に参加していた名古屋大学の准教授のY博士が、熊森の会員になるよ!と言ってくれたのもとても嬉しかったです。

これが講演を聴く人にだけ振舞われるブラックバスバーガー。冷えていて硬くて、出来立ては美味しかったのだろうけど・・・

なぜかこのサイドイベント講演だけ、仰々しい取材が・・・バーガーを食べる外国人にはりついて、コメントをもらっていた

T: 環境省のMasaki Ushiba氏。日本では、侵入外来種法令(IAS ACT)が2004年に実行され、ブラックバス、マングースなどがその対象になっている。一例として、琵琶湖のブラックバス根絶プロジェクトの紹介。ブラックバスは1925年に北アメリカからもちこまれ、99年には全都道府県で確認されるなど、爆発的に増えていて、漁業や在来種への多大な影響があるため、IAS ACTの対象となっていて、根絶に向けて日々励んでいるもよう。琵琶湖には50種の在来種がいて、北アメリカから持ち込まれたブラックバスが生態系を壊してしまっている現状があるので、Erodication Programを通して、ブラックバスで作ったバーガーなどを販売することで、ブラックバスが実は結構美味しいのだという認識を普及させたいというお話。(後ほど、質疑応答の答えとして表示された、各プロジェクトの予算の大きさに愕然としたT)2010年10月の時点では、97種類がIAS ACTの対象となっているそうだ。

人の都合でつれて来られたマングースも今や「根絶」の対象だ

次は森林総合研究所(環境省のには必ずいますね~~)のFumio Yamada氏。マングースのケーススタディー。もともと、開拓した農園を荒らすネズミやハブの対策として輸入されたが、ふたを開けてみたら、あまり効果ないし、在来種を脅かすので、根絶することになったそうだ。「動物愛護団体の反対はないのですか」という答えに対し、「本土からはほとんどなく、地元はハブには有効なのになぜ、という声は上がったが、在来種の存続がかかっていると説明して理解を得ている」とのこと。

北海道大学のTohru Ikeda氏。アライグマ、ヤギ、マカクエス。出産率の高い若い固体を捕殺したり、捕殺犬をトレーニングしたり、など等。

自然環境研究センター(2004年設立)Mitsuhiro Toda氏。小笠原諸島のアメリカ南東部から入ってきたグリーンアノールとウシガエルを排除するプロジェクトの紹介。哺乳類よりも大変らしい。

哺乳類の根絶より難しいらしい

結局、1868年以降、日本に持ち込まれた外来種で、在来種に多大な影響を与えていると判断された生物を根絶するための(可能か不可能かは別として)法律は2004年から実行され、環境省だけを見ても、2004年は$500,000だった予算が、2005年には$2,500,000。2010年は$4,000,000と年々増えている。農林水産省、林野庁、それぞれ独自に予算を組んでいるらしいから、総額はすごいだろう…税金が、もともとは人間の都合でつれて来られた生き物たちを根絶するために使われている、ということで。入ってくるほうの制限はどうかというと、日本のブラックリストに載っている生物、外国で報告があがっている有害外来種については規制があるけど、それ以外は特にないのだそう。大元を規制しないと、きりが無いと思いますね…。

ということで、Mは「再生」なので、とっても前向きなお話を聞けて、ウキウキランラン。Tは「ブラックバス根絶」「マングース根絶」などなど、いかに「殺すか」の話を2時間も聞き続けたので、むせるし、頭が痛くなるし、へろへろ。

やはり、「殺す」生き方ではなく、「生かす」生き方がしたいと、心底思った一日でした。

COP10チーム

ブースは会員ボランティアさんにお願いをして、M&Tは会議場のサイドイベントに参加することに。

Mは生物多様性再生プロジェクト・ケーススタディー紹介(Society for Ecological Restoration International)、Tは環境省が主催する、ブラックバスバーガーが参加者に振舞われる外来種管理の会議に手分けして参加。

M: 再生プロジェクトでは、一度壊してしまったものは元に戻せないので、新しい方法で生物多様性を新たに復元させるというプロジェクトを手がけている組織に所属する参加国のケーススタディーの発表がありました。森が壊されたところに新たに森を復元するなどの紹介を受けて、色々なところで森復元活動が行われていることを知ったMは大興奮。つい質疑応答のときに挙手し、日本の奥山の荒廃を伝え、日本でのケーススタディーはありますか、と聞いたところ、無いので、君の団体が始めてのケーススタディーを是非作ってくれ。といわれました。Mの隣にはカナダ人の森林政策アドバイザーのジェシカ・トンプソン女史が座っていて、彼女は日本の奥山の現状をよく知っていました。(隠してもばれてるぞーーー、日本!)会議が終わったと、名刺交換をしました。熊森も加盟できるといいなと思っています。会議に参加していた名古屋大学の准教授のY博士が、熊森の会員になるよ!と言ってくれたのもとても嬉しかったです。

T: 環境省のMasaki Ushiba氏。日本では、侵入外来種法令(IAS ACT)が2004年に実行され、ブラックバス、マングースなどがその対象になっている。一例として、琵琶湖のブラックバス根絶プロジェクトの紹介。ブラックバスは1925年に北アメリカからもちこまれ、99年には全都道府県で確認されるなど、爆発的に増えていて、漁業や在来種への多大な影響があるため、IAS ACTの対象となっていて、根絶に向けて日々励んでいるもよう。琵琶湖には50種の在来種がいて、北アメリカから持ち込まれたブラックバスが生態系を壊してしまっている現状があるので、Erodication Programを通して、ブラックバスで作ったバーガーなどを販売することで、ブラックバスが実は結構美味しいのだという認識を普及させたいというお話。(後ほど、質疑応答の答えとして表示された、各プロジェクトの予算の大きさに愕然としたT201010月の時点では、97種類がIAS ACTの対象となっているそうだ。

次は森林総合研究所(環境省のには必ずいますね~~)のFumio Yamada氏。マングースのケーススタディー。もともと、開拓した農園を荒らすネズミやハブの対策として輸入されたが、ふたを開けてみたら、あまり効果ないし、在来種を脅かすので、根絶することになったそうだ。「動物愛護団体の反対はないのですか」という答えに対し、「本土からはほとんどなく、地元はハブには有効なのになぜ、という声は上がったが、在来種の存続がかかっていると説明して理解を得ている」とのこと。

北海道大学のTohru Ikeda氏。アライグマ、ヤギ、マカクエス。出産率の高い若い固体を捕殺したり、捕殺犬をトレーニングしたり、など等。

自然環境研究センター(2004年設立)Mitsuhiro Toda氏。小笠原諸島のアメリカ南東部から入ってきたグリーンアノールとウシガエルを排除するプロジェクトの紹介。哺乳類よりも大変らしい。

結局、1868年以降、日本に持ち込まれた外来種で、在来種に多大な影響を与えていると判断された生物を根絶するための(可能か不可能かは別として)法律は2004年から実行され、環境省だけを見ても、2004年は50,000,000だった予算が、2005年には250,000,0002010年は400,000,000と年々増えている。農林水産省、林野庁、それぞれ独自に予算を組んでいるらしいから、総額はすごいだろう…税金が、もともとは人間の都合でつれて来られた生き物たちを根絶するために使われている、ということで。入ってくるほうの制限はどうかというと、日本のブラックリストに載っている生物、外国で報告があがっている有害外来種については規制があるけど、それ以外はないのだそう。大元を規制しないと、きりが無いと思いますね…。

ということで、Mは「再生」なので、とっても前向きなお話を聞けて、ウキウキランラン。Tは「ブラックバス根絶」「マングース根絶」などなど、いかに「殺すか」の話を2時間も聞き続けたので、むせるし、頭が痛くなるし、へろへろ。

やはり、「殺す」生き方ではなく、「生かす」生き方がしたいと、心底思った一日でした。

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