カテゴリー「高知県」の記事一覧
昨年暮れ、くまもり本部が高知県トラスト地を訪れ、地元の方と懇談
報告が遅れましたが、熊森本部4名(会長、名誉会長、職員2名)は、2018年12月18日と19日に、高知県香美市にある四国トラスト地の調査に入りました。
まず、12月18日。
兵庫県西宮市を出発して淡路島を抜け、徳島自動車道を西に進んでいくと、とてもお天気がよかったので南側に剣山が見えました。
四国のクマはもうあの山の頂上付近にしかいないんだと思って眺めましたが、さすがに遠すぎてよくわかりません。
いったん愛媛県に少し入ってから、今度は高知自動車道を南下しました。
2018年の豪雨災害で崩壊したスギの人工林が何か所かありました。
高知自動車道は、片側車線が土砂に埋まって使えなくなっていました。復旧工事中でしたが、大変なことになっていました。
高知県大豊町
それにしても、トンネルの多いこと!
便利になったというものの、どれくらいの地下水脈が切られたことか。
石と違って、コンクリートは100年後劣化して崩れて来ます。その頃、修理する人はいるのだろうか。
現代人は、子孫に負の遺産を残し過ぎではないか。
こんなことを考えながら進みました。
高知自動車道トンネル
高速を降りて地道に入ると、四国山地が目の前に見えます。
冬だというのに山全体が緑色をしているのは、ほとんどが、スギやヒノキの人工林だからです。
ここまでよく植えたなあと思いました。
四国山地
しばらく進むと、また、スギの人工林が崩れていました。
ここは、放置されていました。
人工林の山崩れ
やっと、くまもりのトラスト地がある石立山が見えてきました。
このあたりは落葉広葉樹林が多く残されています。冬ですから落葉しており、山が茶色っぽく見えます。
黄色で囲んだ部分が熊森第一トラスト地
第一トラスト地に向かい、山に入ります。
トラスト地の下にある山
尾根に上がり、尾根筋を進みます。とにかく山が急です。左に落ちても右に落ちても大変なことになりそうです。
戻ろうかと何度も迷いましたが、室谷会長はどんどん前に進んでいきます。
同じ枝ぶりの木が続きますが、葉が落ちているので、なんの木かわかりません。
尾根筋を歩く
なぜかこんな山の中にオモトの群生がありました。
ほっと一息。
赤い実がとてもきれいです。
ということは、シカが食べないのだ。
やはり、毒草でした。
オモトの群生
やっとトラスト地の一番下に到着。
人工林皆伐地
山が急すぎて、くらくらします。
ここは、皆伐放置して天然林に戻るかどうか様子を見ている場所です。
私たち人間は、平地が好きなクマ・サル・シカ・イノシシを山に全部追い込みました。こんな急な所で暮らすかれらはどんなに大変だろうかと思いました。
やっとのことで全員、無事下山。
往復3時間程の行程で、見つけたシカの糞は2か所だけでした。
三嶺と違って、まだシカはそんなにいないようでした。
12月19日。
四国森林管理局の担当者にお会いして、四国のクマを滅ぼさないような森林整備をお願いしました。
新しく来られた担当者は、前向き回答で、熊森一行はうれしくて飛び上りそうになりました。!!!
次に、2か所のトラスト地がある高知県香美市の市長さんを表敬訪問しました。
お忙しい中、1時間も時間を取って下さり、私たちの話も色々と聞いてくださいました。
森林環境税を何に使おうかと考えておられました。
中央が市長さん 熊森本部・愛媛県支部員ら
午後からは、徳島県入りして、徳島県側から石立山を見ました。
その後、地元の方にいろいろと長時間、大変興味深いお話をお聞きしました。
山にとても詳しい方たちでした。
5月になったら、熊森会員にクマの棲んでいる山を案内してあげるよと言ってくださいました。
四国の熊森会員はもちろん、全国の熊森会員のみなさん、見学会に参加をご希望される方は、早めに本部までお知らせください。
本部からも何名か参加します。
5月になるのが、とても楽しみです。
10月12日 四国のクマの絶滅回避をめざし 熊森が 第2弾!高知県香美市の山林22haを新たに取得
本日、熊森は、四国山地の剣山系にわずかに残されたクマの生息地圏内に、新たに22ヘクタールの山林を購入することに成功しました。
平成30年2月27日、当協会は四国のクマの生息地を確保するため、四国森林管理局が設定した緑の回廊が途切れる場所に、緑の回廊をつなぐ効果もねらって、高知県香美市物部町の自然林を22ha購入しました。
今回購入した山林は、前回と同じく緑の回廊が分断された場所にあり、第1弾のトラスト地から1㎞しか離れておりません。
分断されたみどりの回廊をさらにつなげることができる場所です。
現地を、拡大します。
今回購入した山林は、標高が830m~1044mで、ほぼ全域が人工林です。
熊森は、標高800m以上の山は、野生動物たちの生息地として野生動物たちに返すべきだと思っています。
事前の調査で、この山林の尾根付近で、ツキノワグマの今年の新しいスギの皮剥ぎの痕跡を確認しました。
山林内の数か所に、クマによる新しいカワハギが見つかりました
まちがいなく、クマが利用している山です。
今後は、実践自然保護団体として、人工林を伐採して自然林を再生し、クマたちの餌場拡大をめざします。
購入資金は、会員からの寄付金を充てさせていただきました。
室谷悠子会長や本部研究員、熊森高知県支部員らは、山林購入後、高知県のある国会議員事務所を訪れ、四国のクマの絶滅阻止や奥山人工林の天然林化に取り組んでいただけるよう、お願いしました。
また、午後2時からは、高知県庁記者クラブで記者会見を行いました。5名の熊森高知県支部員も参加してくれました。
報道機関としては、NHKテレビをはじめ、朝日、毎日、読売等の新聞記者が来てくださいました。
近いうちにテレビニュースで放映される予定です。
その時は、ぜひ、四国会員のみなさん、ご覧になって下さい。
私たちは、今後も、四国の貴重な自然を丸ごと完全な形で次世代に残していくためにも、クマの絶滅回避をめざして実際的に効果がある活動を続けてまいります。
みなさん、ぜひ、日本熊森協会を今後とも応援してください!
今回の新たなトラスト地購入にあたり、様々な方々にお世話になりました。
みなさん本当にありがとうございました。
JBN主催シンポジウム 5月27日東京 「四国のクマ・絶滅へのカウントダウンを止めるために」
(上の表題をクリックいただくと当日プログラムなどの詳細が出ます)
開催日時:2018年5月27日(日)10:00-17:00
開催場所:東京農業大学アカデミアセンターB1F 横井講堂(世田谷キャンパス)
参加費:無料
主催:日本クマネットワーク(JBN)
東京農業大学 山﨑 晃司先生らが発表されます。
(熊森から)
公益財団法人日本自然保護協会によると、四国のツキノワグマの20年後に絶滅する確率は6割以上という研究結果があるそうです。
国(=環境省)はいまだに野生動物問題は1999年に都道府県に権限を委譲したとして、地元である高知県と徳島県に丸投げ。全く動いていません。両県の積極的な動きもありません。
日本国の名にかけて、今すぐ環境省本省に四国のクマの絶滅を止めるために動いていただきたいです。
地元の人達は、ほとんどクマの絶滅に関心がないということです。
何とかひとりでも多くの地元、そして全国のみなさんに関心を持っていただきたいです。
四国のクマを絶滅から救ってやりたいです。
そのために今すぐ必要なのは、繁殖できるだけの食料の確保と生息できる森の再生です。
熊森もがんばっていきます。
みなさん応援してください。
10月12・13日 四国のクマ保全に貢献するため、本部+高知県支部長+愛媛県会員が現地調査
四国に生息するツキノワグマは残り十数頭、絶滅は時間の問題とされてから、長い年月がたちます。
その後、生息調査が精力的に進められてはいるものの、一向に生息数回復のきざしがみえません。
四国山地が頂上付近まで人工林で埋められたままになっているからだろうと思われます。
クマたちが棲める広葉樹林の森の再生・拡大が急がれます。
11月5日にくまもり愛媛県支部が立ち上がることもあって、今回、会長以下本部3名と高知県支部長、愛媛県会員2名の計6名で、四国のクマの保全に関係する中心人物たちを訪れてつながり、高知県のクマ生息地である剣山地の奥山調査にも入ることにしました。
剣山地は、標高1500m~1900m級の山々が連なり、最高峰は剣山1955mです。
クマの生息地は、標高1000m以上のブナ・ミズナラ林にあります。
下の地図は、今回の調査コースです。
詳細地図 1日目のコース京柱峠 2日目のコース西熊渓谷 クリックすると拡大
【10月12日】
熊森本部は、兵庫県西宮市から3時間30分車を走らせ続け、高知県大豊町で四国のくまもり会員の皆さんと落ち合いました。
その後みんなで、京柱峠から3km南の稜線上にあるブナ林(標高約1400m、大豊町内)をめざして進みました。
四国に初めて行ってみて驚いたのは、高い山の上まで集落が点在していることです。
あんな高い標高地でどうやって生活するのだろうかと思いましたが、昔は尾根筋が街道で、多くの人々が行き来していたということです。
標高800m以上まで集落が点在する剣山地(高知県大豊町)クリックすると拡大
人工林が標高1200mくらいまで広がっていました。
林道の終点で車を置いて、徒歩で進みます。ここから先は背丈を超えるススキが原が延々と続いていました。
標高1300mを少し超えたところで、やっと広葉樹林が現れました。しかし、よく見てみると、ここの広葉樹林はほとんどがカエデ類でした。クマたちの餌となる物は皆無です。
カエデ類の広葉樹林
もう少し上るとブナ林があるということでしたが、時間が足りなくなってここで下山しました。うーん、ここまでの山にはクマなど棲めないでしょう。
下山後、四国のツキノワグマの調査に長年取り組んでおられる認定NPO法人「四国自然史科学研究センター」を表敬訪問し、センター長の谷地森秀二農学博士や主任研究員の山田孝樹氏らと長時間心を開いて懇談しました。
【10月13日】
この日は、四国のクマの存続のカギを握っている林野庁の出先である高知森林管理局(高知市)を訪れました。大事な局面なので、副会長も朝一の飛行機で高知空港まで飛んで来ました。総勢7名で、午前9時から担当者2名と面会。
クマが生き残っている高標高地域は国有林が多く、3割が人工林になっています。この人工林を自然林に少しでも戻すことができたら、クマの絶滅が少し遅まります。
熊森は高知森林管理局を今日初めて訪れたのですが、テーブルには厚さ2センチくらいの日本熊森協会ファイルがすでに置かれていてびっくりしました。
国有林で自然林に戻せそうな場所がないかと随分ねばってたずねてみましたが、「1か所もない」というつれない回答のみでした。
昼からは気を取り直して、高知県香美市にある西熊渓谷と白髪山(1769m)周辺の調査に入りました(地図参照)。あいにくの雨模様でしたが、山を登っていくと天候が少し回復してきました。
標高約900mの地点で、車を降りて森の中へ入ってみました。怖いほど急な斜面です。クマ注意の看板が2か所にありました。いくら四足でも、この急斜面は怖いだろうと思いました。
クマ注意の看板
クマの痕跡がないか慎重に探しながら歩きました。爪痕のようなものがありました(赤丸内)。樹に登った形跡はありませんでした。
クマの爪跡
この渓谷の先には、西熊山保護林という480haの広葉樹林帯があります。そこへ行けばクマの食糧が豊富にあるのかもしれませんが、今回はそこまで行くことはできず、再び、林道へ戻り、さらに車で上へ向かいました。
標高約1350mまで登ると、ササに覆われたミズナラの巨木が現れてきました。人為的に見える花園があり、養蜂箱がいくつか置かれていました。
ミズナラの巨木とササ
みんなでクマの生息痕跡を探しましたが、全く見つかりませんでした。いくらミズナラやササがあっても、人間が車でどんどん入ってくるところに、臆病者のクマは暮らせないのだろうと思いました。
人間に見つからないようにそっと生き残ってきたクマの最後の火が消えようとしている今、日本熊森協会に何ができるか、後で後悔しないようにできることに精一杯取り組んでいきたいです。
四国山地は頂上のわずかな部分を除いて、ほとんどがスギやヒノキの人工林に変えられてしまっています。
四国の植生
四国にクマが生き残ったのは、奇跡です。
この貴重な命を守るために、今後、四国4県のみなさんに、クマのすばらしさやクマを残すことの意義を伝えていきたいです。(完)
1月12日 本部から高知県へ 高知県支部長と人工林の共同伐採
1月12日。高知県支部長が奥山の人工林を購入して伐採しているということなので、本部も協力しようと高知県に行ってきました。高知県の人工林率は66%にも達しています。
なんと、この日の高知県の奥山は、かなりの雪でした。
雪のために、高知県支部長の自宅からは車を出せないと言われました。仕方なく、近くの宿泊施設に車を置き、あとは10分ほど歩いて、支部長の家に到着しました。最初、林業に従事してこられた徳島県の会員といっしょに来ようと思ったのですが、残念ながらひとりで来ることになりました。
家のまわりは白銀の世界でした。
猫さんも寒そうです
鶏もいます
ヤギもいます
そして、なんと羊も飼っておられました。
作業中、支部長の愛犬がまわりを走り回っていて楽しいのですが、危ないので慎重に伐採を進めました。
この日、伐採した木は33本。これでしばらくは薪が足りると、支部長が喜んでいました。
この道の奥に支部長が購入した杉山が10haほどあります。これからどんどん伐採して、自然林に戻していくそうです。
また、本部から伐採を手伝いに行きたいと思います。四国の会員で伐採に参加できる方はお知らせください。
環境省主催 狩猟の魅力まるわかりフォーラム 静岡県
今日は、静岡市で、「すごいアウトドア!!狩猟の魅力まるわかりフォーラム」が開催されました。静岡県には熊森支部がないのですが、4名の県民が協力して、がんばって、「すごいアウトドア」感覚でハンターを養成することに疑問を呈するチラシを、会場近くで配布しました。
興味を示してくれる人はあまりいなかったということですが、訴えたいことをメモにして、マイクを使って訴えたそうです。
最近、自分の意見を言わない国民が、増えてきていると感じます。これでは、良い国を、子や孫に残せません。今回、勇気をもって初めて声を上げたみなさんに、拍手を送りたいです。
・・・
ちなみに、12月7日に高知県で行われた「 狩猟の魅力まるわかりフォーラム」では、「すごいアウトドア!!」というキャッチコピーがチラシから抜けていただけあって、参加者の報告によると、内容もそのような軽々としたものではなかったということです。
高知県チラシから、”すごいアウトドア”が消えている
狩猟の魅力まるわかりフォーラム
今日初めて知ったのですが、私たちが他生物の生命軽視の最たるものとして、削除を強く願ってきた、”すごいアウトドア”という狩猟者養成のためのキャッチコピーが、12月7日実施予定の高知県の「狩猟の魅力まるわかりフォーラム」のチラシから削除されていました。
高知県に対して熊森がこの言葉の削除をお願いをしたことは、ありません。高知県関係者のみなさんが、自主的に削除されたのだと思います。自然や生態系を破壊し続けてきた人間の責任を思うと当然ですが、とてもうれしいです。
豊かで広大な自然が残されていたら、そのなかで、ある種の生物だけが増え過ぎたり減りすぎたりすることなく、すべての生き物たちが増減を繰り返しながら、絶妙のバランスで共存していくのです。シカが多すぎるから、殺して生息数をコントロールしてやると言っている人たちがいますが、人間がとことん壊してきた自然を復元してやらない限り、自然界のバランスは永久に戻りません。
遠回りなようでも、まず、行き過ぎた奥山人工林を撤去して自然林に戻すことから始めるべきでしょう。それをせずに野生動物たちの殺害から入るなんて、人間として恥ずかしい限りです。
環境省主催狩猟の魅力まるわかりフォーラムは、12月に3回予定されています。以下の2回以外に、12月21日には長崎県で開催予定です。
10/19 中山間地に住む支部長から・・・熊森高知が出しているメルマガです
日本熊森協会 高知県支部メールマガジン
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2012年10月19日(金)発行
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こんにちは。熊森高知です。
日本熊森協会 http://kumamori.org/ の高知県支部です。
高知県支部の所在地、すなわち支部長をやっている私が住んでいるのは、
長岡郡本山町といいまして、いわゆる中山間地域というやつです。
棚田が連なる、まぁ大多数の人が思い浮かべるような、
典型的な山の農村という感じのところです。
で、そんな農村にはこの季節になると、イノシシがよく出てきます。
収穫期を迎えた米を食べにやってくるんですね。
我ら農民側も、手をこまねいているだけではなく、
罠をかけたり、電気柵を張ったりと、いろいろやるんですが、
あまり被害は防げないというのが実情です。
さて、では昔(数十年前)からこんなにイノシシの被害が
すごかったのかというと、どうもそうでもないんですね。
イノシシやらサルやらシカが畑を荒らすというのは、
あるにはあったけれども、今ほどじゃなかった、
と、このへんの爺様たちは申しております。
じゃあ、なんで最近(といっても数十年単位の最近)になって
動物の被害が出てくるようになったかというと、
毎度のことながら、植林が原因だと思います。
イノシシやサルやシカやクマ(このへんにはいないけど)は、
何を食べているかというと、木の実や昆虫や、ミミズやカエル、
ひとくくりにして言えば「森の恵み」ってやつです。
ほったらかしにした、人間の手が入らない森というのは、
こういう食材にあふれています。
ですから、そういう森に住む動物っていうのは、
わざわざ人間のテリトリー(農村など)には出てこない。
よく「畑の作物の味を覚えたから荒らすようになった」という
説明もなされますが、それだったら昔から動物が
里に出て来なくては辻褄が合いません。
植林されたスギやヒノキの林、それも手入れのされていない、
放置された人工林の中を歩いてみると、
地面まで光が届かず、下草も生えていません。
中には、雨で土が流れてしまって、岩がちに
なってしまっているところもあります。
そういうところでは、動物の食糧となるようなものもなく、
飢えたイノシシとかシカなどの動物は、
危険をおかして人里に出てくるわけです。
「動物が可哀想」という理由でも、「田畑を守りたい」と
いう理由でも、どちらでも結論は、植林を減らして、
動物のテリトリーを増やしてやるべきだと思います。
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【活動内容】
山の散策・薪づくり体験・田んぼレンタルなど、
山里でできる活動を行っています。
やってみたい方は、このメルマガに返信してください。
場所は高知道大豊ICから30分ほどのところです。
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発行者:日本熊森協会高知県支部
サイト http://kumamorikochi.blog65.fc2.com/(熊森高知で検索して下さい)
祝 4/2 くまもり高知県支部結成
- 2011-04-04 (月)
- 高知県
桜が満開で春爛漫の高知県。ついに待望の四国初の熊森高知県支部が結成されました。福島原発大惨事の収束の見通しが立たないこの時期に、結成会を持つべきか悩んだ末、1週間前にやっと結成会のお知らせのハガキを出しました。無事、くまもり高知を結成しましたのでお知らせします。
写真説明。上から。
1、本部からの2名を高知空港に迎えに来てくださった、頼もしい副支部長さんと森山会長
2、名物、毎週土曜日に開かれる高知市のオーガニック市 つましくも安全で楽しい暮らし。これからは、このような生き方がトレンドになっていくと思います。ここを訪れたのは、熊森会員が何人も出店しているということで、挨拶するためです。みなさん、結成会が土曜日になったので、参加できなくなったと残念そうでした。でも、初めて会う会員の皆さんに挨拶して回れたからよかったです。
3、結成会場 高知県会員が中心でしたが、愛媛や徳島の方も来てくださいました。30才過ぎの若いけれどしっかりした支部長に、みんなうれしそうでした。
4、自然農の実践ができる田畑を地元の方がたくさん提供して下さいました。
5、人工林率65%の高知の山を、動物たちの棲める自然林に戻していこう。とりあえずフィールド実践出来る山が10ヘクタールあります。支部長中心に、明るく強く大きくくまもり活動を進めていってください。次は愛媛に支部を作ろうという声が出ていました。こうして無事結成会を終了。本当に楽しい1日でした。
高知県支部 結成会 4月2日(土) 13:00~
- 2011-03-31 (木)
- お知らせ(参加者募集) | 支部・地区・地域 | 高知県
日本熊森協会では、四国4県初となる高知支部を結成することにいたしました。日程は下記のとおりです。当日は、天気が良ければ、近くの山林の実状見学も行おうと思っています。
会員の皆様も、そうではない方も、ぜひお気軽にご参加ください。
山や森、野生動物に興味のある皆様のご参加をお待ちしております。
高知県支部 結成会
【日時】 2011年4月2日(土) 13:00~16:00頃まで
【場所】 本山町プラチナセンター ふれあいホール1
〒781-36 高知県長岡郡本山町本山569-1
TEL (0887) 76-2084 FAX (0887) 76-2078
参加を予定される方は、人数把握のため、
kumamori.kochi@gmail.com
までメールを頂けましたら大変幸いです。