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カテゴリー「海外関連」の記事一覧

人間は、生態系の頂点に位置する動物ではない  イエボア博士(ガーナ)

以下は、公益財団法人イオン環境財団の「生物多様性みどり賞」を受賞されたアルフレッド・オテング=イエボア博士の言葉です。

 

人類はもっと自然に対する理解を深めなければなりません。

それなのに、人類はこれまで自分たちの欲求のまま自然を利用してきました。

地球上のあらゆる場所で野生生物の採集や乱獲を行ってきたのです。

では、自然に対して何か配慮をしてきたでしょうか。

答えはノーです。

 

これまで地球上では、実に多くの破壊活動が経済開発という口実のもと行われ、環境と人間の調和がその代償となってきたのです。

このような収拾のつかない状態を解決するには、問題の多くを生み出した私たち人間が行動を起こすしかありません。

環境に対する最良のアプローチは、人間が生態系ピラミッドの頂点に立つ “Me,Me 主義”ではなく、人間も生態系の一部になること。

人間の活動が自然と調和するように、人間自身が心がけていかなければなりません。(同財団のHPより)

 

熊森から

海外にも私たちと同じことを感じておられる方がいることを知って、とても勇気が湧きました。

 

「生態文明の建設」を大きく推進することを表明ーー中国

2013年最初のくまもりブログは、地球・人間環境フォーラム発行の月刊誌「グローバル ネット」12月号から頂いた情報(以下、一部引用)でスタートしたいと思います。

 

・・・2012年11月、北京の人民大会堂で、中国共産党第18回全国代表大会が開催され、10年間国家のトップの座についていた胡錦濤総書記が、総括と今後の国家の方向と目標を示した。その中で、「生態文明の建設を大きく推進する」が強調された。また、この時、中国共産党の党規約を改正し、生態文明の建設を、党規約に盛り込んだ。

生態文明というのは、自然を尊重し、自然に順応し、自然を保護するということのようで、胡錦濤総書記は、

「最後に、われわれはぜひとも一層の自覚を持って自然を大切にし、より積極的に生態系を保護し、全力を挙げて社会主義生態文明の新しい時代に向かって邁進しなければならない」

と、報告を結んだ。・・・

 

熊森から

国家の指導者が、このような指針を打ち出したのは、すばらしいことだと思います。

 

経済成長を追う余り、公害垂れ流しの環境破壊国家となった隣国中国には、私たちも自然保護団体として眉をひそめてきました。数年前、揚子江イルカの最後の一頭が、揚子江の汚染が進んだため死亡し、ついに絶滅した時、わたしたちはため息をついたものです。

 

しかし、当協会顧問の前兵庫県知事貝原俊民氏が、「中国のトップリーダーたちに会ってきたら、このままではいけないという危機感がものすごくあった」と私たちに教えて下さったので、隣国の全員がお金に狂ってしまっているわけではないと知り、一縷の希望を持ちました。

 

そして、今回の、胡錦濤氏の報告を読んで、(行き着くところまで環境破壊が進んだ結果でしょうが)、国を挙げて、文明の方向転換が始まることを知り、大いに期待したいと思うようになりました。ここまできっぱりと宣言された胡錦濤氏に、大拍手です。後をついで、今後10年間、中国のトップリーダーとなる習近平新総書記が、この路線を深く理解し、大いに進めてくださるよう祈ります。これからの隣国中国の変化が楽しみです。

 

熊森新年のことば

「自然保護大国でなければ、21世紀は生き残れない」

 

 

<スマトラゾウ>受難…ヤシ畑荒らす「害獣」毒殺増加 30年以内に絶滅か

何とも胸の痛む記事でした。

以下、毎日新聞を紹介します

毎日新聞 12月30日(日)

<スマトラゾウ>受難…ヤシ畑荒らす「害獣」毒殺増加
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今年11月10日、インドネシア・スマトラ島リアウ州のアブラヤシ畑近くで発見された、毒殺されたメスのスマトラゾウ=WWFリアウ事務所提供

【ジャカルタ佐藤賢二郎】インドネシア・スマトラ島で絶滅危惧種のスマトラゾウが毒殺される事件が増加している。象牙目当てに加え、パーム油の原料であ るアブラヤシ畑を荒らす「害獣」として駆除対象になっているとみられ、自然保護団体はインドネシア政府に対策強化を求めている。

 

世界自然保護基金(WWF)リアウ事務所によると、スマトラ島中部のリアウ州で今年11月、メスのスマトラゾウ3頭の死骸が発見された。同州では今年、 他に12頭が殺害されており、昨年の計5頭から3倍に増加。同島北部アチェ州でも今月、1頭が白骨化した状態で見つかったほか、3月から6月にかけて、少 なくとも計7頭が殺害された。方法はいずれも毒物を混ぜた果物を使用した毒殺とみられる。死骸の多くはアブラヤシ畑の近くで発見された。

 

スマトラ島では1980年代から製紙・パルプ用の植林やアブラヤシ農園の開発が本格化し、スマトラゾウの本来の生息地である低地林の3分の2が失われた。現在の生息数は2600頭前後とみられ、85年の推定数からほぼ半減している。

 

WWFリアウ事務所広報担当のシャムシダルさんは、「ゾウ殺しは毎月のように起きているが、容疑者は一人も検挙されず、地元では『普通の出来事』。当局 は厳正に対処すべきだ」と訴える。WWFは、有効な対策がとられなければスマトラゾウは30年以内に絶滅すると予測している。

日本の消費によるオーストラリア原生林破壊の実態

日本への木材輸出のための原生林伐採の加速に、現地タスマニア島の怒りが広がっています。

東南アジアの森を破壊し続けた日本が、いよいよ地球最後の秘境の森林破壊にまで手をかけています。日本人としても問題意識を持ち、紙の消費量の削減や原生林を伐採した木材は買わないなど、輸入側としてすべきことがあるのではないでしょうか。

この事実を広くお伝えください。

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森が保護されるまで地上に降りないと誓った

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