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カテゴリー「兵庫県」の記事一覧

2019年兵庫県クマ大異変 1月1日~5月10日までの県内目撃数はたった3件  但馬地方は0件

「今春、クマを全く見かけない。なんか変だよ。」但馬地方に住む住民から電話をいただきました。

 

そういえば、熊森本部では連休中に、クマのことで飛び出すことがあるかもしれないと構えていたのですが、全くそのような情報は入りませんでした。

 

冬ごもりが明けてクマが出て来るようになる4月のクマの目撃数の19年間の変化を、グラフにしてみました。

 

wクリックすると、グラフは大きくなります。

 

兵庫県のクマが絶滅危惧種だったころの2001年や2002年にも、4月の目撃数が少ない年がありました。しかし、最近は、爆発増加という言葉はさすがに県庁も撤回したようですが、クマが増え過ぎて800頭を超えているとして、昨年度も、58頭のクマを無差別罠にかけて有害捕殺した兵庫県です。

 

いったい何が起きているのか。自然界のことは人間にはわからないことだらけです。熊森本部は今後も様子を見ていきますが、いったいこの目撃数の激減はどう考えればいいのでしょうか。クマの保護団体としては、不安になってきました。

日本学術会議・兵庫県共催「野生動物と共に生きる未来」は、ごまかし・隠蔽のオンパレード、科学の名に値しない異論封じの仲間内発表会②

シンポジウムの後半に移ります。

今回のシンポジウムの発表者のみなさんは、博士号を持つなど、一流大学を出たそうそうたる肩書きの方ばかりです。

 

兵庫県森林動物研究センター研究部長の横山真弓氏が、「兵庫県に於ける野生動物管理システム」という題で発表しました。

 

大荒廃している兵庫県の森を、豊かな森と見せかける

 

兵庫県の植生図が提示されました。右上に濃い緑がスギ・ヒノキ人工林、黄緑色は広葉樹林とあります。

1980年植生図

 

あれえ?兵庫県の森ってこんなに広葉樹林が多かったかしら?

何度も訪れ、どこにスギ・ヒノキ人工林があるのか大体わかっている町の一つ、但東町に注目してみました。

嘘ーッ、人工林が、もっとあちこちにあるはずだよ。

 

 

熊森が、環境省生物多様性センターが出している環境保全基礎調査の最新版を使って、スギ・ヒノキ・サワラ植林を赤く塗った植生図があります。

但東町部分だけを比べてみました。

 

横山氏提示 濃い緑が人工林         熊森提示 赤色が人工林

 

ずいぶんと兵庫の山のイメージが違ってきます。スギ・ヒノキの人工林内では野生動物は生きられません。

 

 

この後、横山氏は、但馬地域に於けるある集落の1950年と1980年の植生の変化という図を提示されました。隠す必要などないと思いますが、集落名は不明にされていました。

1950年          1980年

 

左図の灰色部分が荒れ地だそうです。30年後、集落の周辺には、森林が再生してきて、無立木地が消え、野生動物の生息環境はとても良くなったということを言いたいようです。このデータだけでそのようなことが言えるのでしょうか。

 

兵庫の森が豊かなら、そこから人里に出て来る野生動物たちはけしからんということになります。

 

しかし、実態は正反対なのです。

一部だけ出して全体イメージを作るのはごまかしです。人工林にせよ自然林にせよ、木が生えていても、内部が大荒廃していて野生動物の餌などほとんどないところがたくさんあります。

 

兵庫県は下層植生が消えている場所などの全県データを持っているのですから、そちらこそを提示すべきです。

 

野生動物が生きていくために必要なのは、ねぐらと食料です。そこを保障してやらないと棲み分け共存などできません。

熊森は兵庫県に対して、有害捕殺や頭数調整捕殺された多数のクマの胃内容を情報公開請求していますが、胃の中は全て空っぽだったとして、兵庫県は公開しません。

他県に同様の資料提供を要請すると、ちゃんと全頭分教えていただけます。

頭数調整捕殺する前にまず、彼らが何を食べているのか、生息地は保障されているのかが大切です。

 

兵庫県のクマ、サル、シカ、イノシシは、どこにおればいいのですか。

どこにいても殺されるというのが現状です。

 

兵庫県の山は、里山も奥山も、今、内部が大荒廃しています。これまで横山氏は、兵庫の森は絶好調、これまでで一番豊かと、国の戦後の森林政策の失敗を覆い隠す発言を続けて来られました。

行政のみなさんには非常に使いやすい研究者だと思います。しかし、最近、あの林野庁でさえ、人工林の7割が放置されて、内部が荒れていると発表する時代です。もう隠せなくなっています。人工林率や放置人工林問題にふれない野生動物管理発表は、やめるべきです。

 

 

このブログでもこれまで何度も兵庫県森林動物研究センターを批判してきました。

数字や図表を多用したところで、ごまかし、隠蔽があれば科学ではありません。

誰もが納得できるデータでなければ、科学的ではないのです。

指摘し出したらきりがないので、個々の指摘はもうやめます。

熊森のように、現場を歩き続けている者たちは、ごまかし、隠蔽にすぐ気づきますが、一般県民は、おそらく行政も含めて、誰も、まず、気づかないでしょう。

 

今回のシンポジウムの開催趣旨に、参加者の皆様と活発な意見交換を行いますとありました。大事なことです。しかし、結局は、質問や意見は前もって紙に書いて提出させ、自分たちに都合のいいものしか取り上げませんでした。これではシンポジウムではなく、単なるワイルドライフマネジメント派の発表会に過ぎません。

 

熊森はいつでも受けて立ちますので、ワイルドライフマネジメント派のみなさん、本当の討論会をしましょう。初めに殺すありきだと、日本中が物言えぬ弱者を強い者が迫害する恐ろしい国になっていくと感じます。もうなっていますが。

 

私たちは、野生動物たちを害獣視するような反自然的なこと、非倫理的なことが、兵庫県の周りの府県に広がって行くことを、今、真剣に恐れています。

 

人間の人間による人間のためのワイルドライフマネジメントは、必ず破綻します。人間社会もゆがめられていきます。

 

「王様は、裸だ!」と、誰かが大きな声で叫び、人々に目を覚ましてもらう時だと感じました。(完)

 

日本学術会議・兵庫県共催「野生動物と共に生きる未来」は、野生動物の生存権や存在益を一切無視した野生動物害獣視の捕殺推進シンポジウム①

2019年2月9日、兵庫県公館で開催されたシンポジウム「野生動物と共に生きる未来」は、予想通り、テーマと中身が180度反対の、「野生動物捕殺推進」シンポジウムでした。

 

チラシ絵を見て、目を疑いました。

山中の、クマ、サル、シカ、イノシシたちが、みんな幸せそうにニコニコと笑っています。

 

チラシ絵

 

しかし、現実は全く正反対です。兵庫県では毎年、県の指導で、シカ・イノシシ・クマ・アライグマやヌートリアなどの外来種を、手あたりしだい殺しています。

ハイテク罠を次々と開発して、山の中にいるものまで、猟友会や捕殺会社に駆除金付きで殺させています。

里山も奥山も人間によって大荒廃。だが、彼らが山に帰れるように生息地を復元してやることはしません。

野生動物たちはみんな泣いているのです。

 

テーマもチラシ絵も、人間に殺され続けている野生動物たちへの冒とくです。

 

2018年度、環境省は亀澤玲治自然環境局長の名で、日本学術会議山極壽一議長に対し、「人口縮小社会における野生動物管理のあり方の検討に関する審議」を依頼しました。

日本学術会議はその後、「人口縮小社会における野生動物管理のあり方の検討に関する委員会」を立ち上げ、これまでに5回の会合を重ねました。

この委員会の委員長は鷲谷いづみ氏、副委員長は兵庫県森林動物研究センター梶光一所長、幹事のひとりが、兵庫県森林動物研究センターの横山真弓氏です。

今回のシンポジウムは、この委員会の中間発表にあたるそうです。

 

 

会場の兵庫県公館は、風格のあるすばらしい建物です。

熊森は、入り口で、兵庫県の野生動物の大量捕殺状況や生息地の荒廃実態を訴えるチラシをみんなで配りました。

参加者が400名を越えたということで、用意した200枚のチラシがあっという間になくなってしまいました。

熊森本部クマ部会メンバーが、2つの入り口に分散してチラシ配り

 

会場に入ると、例のチラシ絵が舞台の左右に大きく掲示されていました。

私たちは違和感でいっぱいでしたが、県民は兵庫県の実態を知らされていないので、温かみのあるいい絵だなあと思って見ていたかもしれません。(実際、絵としてはいいものなのです。)

シャンデリアも美しい格調高き公館内部

 

まず、井戸敏三兵庫県知事が開会の挨拶で、「森林動物研究センターの研究員である横山(真弓)さんや山端(直人)さんには、本来の研究生活に没頭していただかなくてはならなかったのに、シカ退治やイノシシ退治に没頭してもらうことになり、私としては恐縮に思っております」として、退治という言葉をあいさつの中で何度も使われました。

兵庫県では、野生動物は管理対象を通り越して、病原菌並みに退治の対象になっていることがわかりました。口では共に生きると言いながら、野生動物を退治の対象としてしか見ていないのは、大問題です。

 

 

次に、山極壽一日本学術会議議長(京都大学総長)のビデオレター挨拶がありました。

山極「日本の野生動物たちは、50万年前に大陸から渡ってきました。(熊森注:人間は2万年前にわたってきました)
現在、日本では、毎年、シカやイノシシをそれぞれ50万頭以上捕獲除去していますが、これをどう利用すべきか、今後はクマやサル、ヒヨドリなどの鳥、外来種も含め、どれくらい捕っていかなけれなばらないのか、その人材育成などが喫緊の課題となっています。このシンポジウムの結果を大変期待しています。」

山極先生と言えば、ゴリラ研究の第一人者です。サルだけは殺したくないと言われるのかと思っていたら、さらっとサルも捕っていかなければならないと言われました。頭数調整のためとして人間に理不尽に殺されていくサルたちの無念さ、残された家族の悲しみは、サルとて人間と同じはずです。ビデオレターから見えた山極先生は、完全に、兵庫県と同じ野生動物頭数管理派でした。

 

次に挨拶されたのは、鳥居敏男環境省大臣官房審議官です。

鳥居「都市化が進む一方、地方では過疎が進み、耕作放棄地や森林が増えていきます。こういう背景によって、野生鳥獣の激増と急速な分布域拡大が見られるようになりました。

毎年、計100万頭以上捕獲されているシカ・イノシシのほとんどが、現在廃棄処分にされています。野生鳥獣を資源として活用していく道を考え、地域の経済循環に資することを考えねばなりません。今日のシンポジウムで科学的な議論が行われると期待しております。」
(熊森注:兵庫の山の大荒廃をご存じないように感じました。物事にはすべて原因があります。自然界は、本来絶妙のバランスが取れた世界です。野生鳥獣の激増と急速な分布域拡大と言われるのなら、その原因を究明されるように研究者たちに指示すべきです。原因が人間だった場合、どうされるのでしょうか。生き物たちはみんな生きたい。生きるために生まれてきたのです。高齢化が進み、空き家も増えた中山間地に、野生動物が移動するのは当然で自然です。特別な被害防除対策が必要です。)

 

この後、鷲谷いづみ日本学術会議課題別委員会委員長、梶光一兵庫県森林動物研究センター所長の発表がありましたが、みなさん、いずれも欧米の人間絶対優位のワイルドライフマネジメントをお手本にしようとされていました。

 

 

熊森から

日本学術会議、兵庫県・兵庫県立大学、環境省、農林水産省、日本生態学会・日本哺乳類学会、「野生生物と社会」学会・・・、このシンポジウムで発表した研究者たちは、全員が、人間は野生動物を殺すことで頭数管理をすべき、殺害個体の資源利用も進めるべきというワイルドライフマネジメント派の仲間であることがわかりました。

彼らは、野生動物の生存権や存在益には全くふれません。この方面は全く研究していないようです。

生きた野生動物を研究していて、その純粋さに共感したり、同じく生きとし生けるものとして愛情をいだいたりしないのだろうかと、人間として不思議に思いました。

 

野生動物の生息数を人間が思う数に調整するには、まず、野生動物の生息数がわからなければなりません。適正生息数は何頭かという問題も発生してきます。

このような人間には永久に把握できない複雑系の自然界に対して、ワイルドライフマネジメント派の研究者たちは、野生動物を捕獲し、全身麻酔を掛け、発信器付き皮首輪装着で首を締めあげるなど、野生動物の心身に耐えがたい負担をかけながら、どこまでも仕事として調査を繰り返します。それだけではなく、今や銃やハイテク罠の前に完全に弱者となってしまった野生動物たちを、いかに効率的に大量殺害するかという研究も進めます。野生動物たちが造ってくれる森から湧き出す水で命を永らえている人間として、あまりにも傲慢です。

 

西洋文明を良しとするこれら野生動物管理派の研究者たちの自然観や動物観は、可能な限り殺さないで問題解決をしたいと願う一般の日本国民からは大きく乖離しています。

【速報】天然林化をめざし、熊森が兵庫県養父市の人工林2haを購入 記者会見!

豊かな水源の森の復元をめざします

平成31年1月23日、当協会は、兵庫県養父市大屋町にあるスギ・ヒノキ人工林2㏊を購入し、29日、養父市八鹿市民会館にて記者発表を行いました。

4社(神戸、朝日、読売、毎日)の新聞社が取材

説明しているのは、当協会室谷悠子会長

 

(経緯)

熊森の奥山等放置人工林を天然林に戻す活動を知った山林所有者が、今後の山の管理を託したいとして譲渡を申し出てくださったことからトラスト(=購入保全)が実現しました。

購入地は、養父市域を西から東へ流れる大屋川の、中流域水源にあります。

今回トラストした山林付近を撮影

 

今回購入した山は、標高450mの山の頂上西側斜面に位置しており、全体が50~70年前に植林されたスギ・ヒノキに覆われています。ツキノワグマなど貴重な野生動物の生息する地域にあります。

面積はわずかですが、当協会は将来的にはこのようなトラスト地を増やしたり地権者に協力をお願いしたりして、この地域の奥山を保水力豊かな天然林に戻していきたいと考えています。

 

熊森が天然林化をめざしている場所:
①奥山全域、②尾根、③沢筋、④急斜面、⑤山の上3分の1

 

日本熊森協会は、設立以来22年間、地元の方の協力を得て、クマをはじめとする多種多様な生物が棲める保水力豊かな森の保全・再生に取り組んできました。

地域の水源を守り、人間と野生動物の棲み分けができる環境を取り戻すために、今後も山林を取得したり天然林化を希望される地権者と話し合ったりして、放置されたスギやヒノキ人工林を一定面積以上皆伐し、広葉樹林を中心とした天然林を再生させる取り組みを進めていきます。

 

当協会はこれまで市民の寄付金により271haの山林を取得してきました。

(滋賀県高島市215ha、兵庫県豊岡市10ha、高知県香美市46ha、他に、滋賀県にトチノキ巨木群を保有)

今回のトラストを契機に、水源の森再生の動きを兵庫県内外でさらに広げていきたいと考えています。

注:熊森から生まれた公益財団法人奥山保全トラストは、奥山原生林のトラストを続けており、現在約2100ヘクタールの山林を保有しています。

 

28日から始まった通常国会には、森林環境税法案が提出されます。

熊森は、森林環境税法にスギ・ヒノキの放置人工林を天然林に戻すことを明記してほしいという運動を大々的に進めており、森林環境税を使った天然林再生の取り組みを全国に広めていきたいと考えています。

人工林の放置により、全国各地で湧き水が激減してきています。人工林を造りすぎてしまったことは、私たちだけではなく、林野庁も認めています。

湧水が枯渇してしまわないうちに、放置人工林を天然林に戻して行かなければなりません。

まだの方は、ぜひ、下の署名にご協力願います。

 

森林環境税で天然林再生を求める署名はこちらから
◆署名用紙のダウンロード◆
◆ネット署名◆

10月30日 安藤誠講演会 in 芦屋市・尼崎市

2018年10月30日、びっくりするような大きなオートバイに乗って、北海道釧路の鶴居村から、くまもり新顧問の安藤誠氏が兵庫県まで来てくださいました。

 

この日、昼は芦屋市で、夜は尼崎市で、日本熊森協会本部主催の講演会「安藤誠の世界」が持たれました。

昼の部

 

安藤氏は、プロのネイチャ―ガイドとして北海道やアラスカの原生的な自然をガイドされているだけではなく、アメリカのスミソニアン博物館で今年動画部門でグランプリを獲られたプロの写真家でもあります。

 

昼の部と夜の部では、全く違う内容でした。どちらもとてもよかったです。

安藤氏は何日間話しても尽きないまでの膨大な話す内容を持っておられ、会場の人達に合わせて語っていかれます。

今回は熊森協会主催の講演会だったので、熊森に合わせたお話を用意してくださり、私たちにとってはとても贅沢な時間でした。

 

夜の部

 

熊森の顧問を受けてくださったのは、熊森が21年間運動し続けているという継続への信頼(安藤氏流の信頼できる人=継続している人)や、権力に取り入ろうとしない姿勢を評価されたからです。

 

安藤氏は、検閲のないネットの世界が広がって、インチキ情報が渦巻く人間社会となってしまっている現在に大変な危機感を持っておられ、ヤラセが一切ないすべてが本物の自然界を垣間見ることによって、人間の嘘・社会の嘘を見抜く力をつけてほしいと強調されていました。

 

自然界で生き物たちは皆一生懸命生きており、人間と同じように豊かな感情があり、個性が全て違う。ずっとみていると、いとおしくてたまらなくなる。生き物たちはお金や権力とは無縁で、人間の100倍も1000倍もピュアに生きており、私たち人間に、人生で何が一番大切なのか(お金や地位ではないよ)を教えてくれるという話には感動しました。

 

予備校の人気講師だったというだけあって、語りは人をひきつけます。写真や映像には魅せられ、本当に癒されました。

原生的な自然や生き物たちの話の中に、強い意志や確固とした哲学がこめられており、参加者のみなさんは口々に、もっと聞いていたかったと言われていました。

 

小さい頃からお母様が心配になるほどヒグマにとりつかれ、深い愛情を持ってクマを守りたいと思われてきた安藤さんですが、プロの手になるきちんとした狩猟は認められます(彼自身は狩猟をしない)。その点が、私達熊森本部には理解できなくて、講演終了後、質問してみました。そうしてわかったことは、私は日本人ではなく北海道人ですと安藤さんが言われるだけあって、北海道の人はアイヌの狩猟採集文化(縄文タイプ)の影響を強く受けておられ、私たち熊森本部の日本人は、稲作漁労文化(弥生タイプ)の影響を強く受けているということです。納得しました。どちらにしても、自然への強いリスペクトという点では、連携できると思いました。

 

クマなんかいない方がいいという人には、自然は全てつながっているのでクマだけを切り取れないことを伝えるべきだと教えていただきました。アイヌ語でヒグマを表すキムンカムイは、「豊かなる山の神」の意と一般に説明されていますが、本来のキムンカムイの意味は神々の中の一つの神を指しているのではなく、アイヌの自然観では、ヒグマを失うことはかけがえのない自然全てを失うことなのだそうです。それほどクマは重要なものだということです。アイヌの自然観を勉強してみたくなりました。

 

安藤さん、お忙しくて全ての講演依頼には応じられない状況の中、兵庫県で私たち熊森のために講演してくださって本当にありがとうございました。

 

まだまだ教えていただきたいことが山のようにたくさんあります。今後とも、よろしくおねがいします。

 

 

10月26日室谷会長ら、大量罠によるクマの捕殺とクマ狩猟の中止を兵庫県鳥獣対策課に申し入れ

熊森本部は、兵庫県本庁の環境部長室を訪れ、秋山和裕部長、遠藤英二環境創造局長、塩谷嘉宏鳥獣対策課課長らに、「山中でのクマの大量駆除及びクマ狩猟の中止を求めます」という、井戸知事あての申し入れ書を手渡し、改善を訴えました。

 

2時間にわたる申し入れ結果を、以下に要約します。

 

(1)春に出した大量の駆除許可で、無害グマを罠に掛け捕殺する体制を即中止ください

「こんなの、もはや有害駆除じゃないですよ」と、訴える室谷会長と水見研究員

 

県庁:罠が設置されている集落や田畑から200メートルゾーン内に、クマが来なければいいのです。

 

熊森:集落や田畑のすぐ裏が山という地形の場合、200メートルゾーン内の山中をクマが歩いてもこれまで殺処分対象ではなかった。昔から許容している地元も結構ある。しかも、罠は米糠という強力なクマ誘引剤でクマを誘引しているため、200メートルゾーン外にいる遠くのクマまでおびき寄せて獲っており、問題です。

 

県庁:具体的な被害が出ていないのにクマを獲るなということは、人がクマに襲われて死んでから獲れということか。

 

熊森:そんなことは言っていない。山の中にひそんでいるクマまで獲っている実態が問題なのです。集落内まで出て来て事故を起こす恐れのあるクマに対しては、追い払いや被害防除対策、時にはこれまでやっていたようなドラム缶檻による有害捕獲が必要なのは当然です。

 

県庁:森林動物研究センターが出した生息推定数918頭は、かなり信憑性が高いと聞いている。15%の137頭まで捕殺しても大丈夫というのが環境省の見解だ。

 

熊森:森林動物研究センターは918頭に至ったプログラミングの公開を拒否しているため、第3者が検証できない。918頭は科学的とは言えず信頼できません。

 

県庁:もしプログラミングを公開したら、結果が2000頭であっても、熊森は受け入れるんですね。

 

熊森:検証してみます。とにかく、春からずっと、2379基のクマ捕殺檻が口を開けている実態を、直ちに止めてほしいです。

 

県庁:地元の要望もあるだろうからむずかしいが、検討します。

 

 

(2)無益な殺生となっているクマ狩猟を中止してください。

 

県庁:環境省が、生息推定数が800頭を超えたら狩猟再開と決めている。環境省の基準に合わせているだけだ。

 

熊森:800頭が適正かどうかは別として、少なくとも環境省は、奥山にクマの生息地が確保されていることを前提に言っている。しかし、兵庫県の場合、奥山人工林、奥山道路開発、奥山自然林のナラ枯れ、シカによる自然林の下層植生の消滅等、クマたちは生息環境を失ってしまっています。まだ奥山生息地が残っている地方の県と同じ基準は認められません。

 

 

(3)「すごいアウトドア」などと、レジャーやゲーム感覚で狩猟者を養成するのはやめてほしい

県庁:「すごいアウトドア」は、環境省が作ったことばだ。

 

参照:井戸知事あての申し入れ書

 

熊森から

この日、県庁記者クラブで記者会見のアポを取っていましたが、前日に記者クラブ記者から、時間がとれなくなったとのことで、急遽中止連絡が入りました。多くの方に兵庫県の実態を知ってもらって共に考えていただきたかったのに、残念でした。

 

10月28日街頭活動 ベテラン猟師語る 環境省「すごいアウトドア」に腹立たしい思い

2018年10月28日は、午後1時から、環境省主催・兵庫県共催の狩猟者養成フォーラムがありました。

まず、室谷会長が、会場に来られていた環境省鳥獣管理室の担当者に、原田義昭環境大臣あての申し入れ書を手渡してから、みんなで参加者に、すごいアウトドアは、ひどいアウトドアだというチラシを配りました。

 

午後2時からは、兵庫県主催のクマ狩猟講習会がありました。

今度は、参加者に、クマを狩猟しないでくださいというチラシを配りました。

 

 

この日、何人かの猟師の方とお話ができました。

 

 

以下は、心に残ったあるベテラン猟師の言葉です。

 

狩猟について

私は狩猟は必要だと思っている。他県でクマを狩猟したこともある。かつて、狩猟でクマと人間の生活圏の線引きをしていたと思う。

しかし、環境省の「すごいアウトドア」については、あほらしいの一言だ。

だいたい、今の狩猟関係の雑誌を見てみると、裸の女の子が銃を持っている写真があったり、銃器や罠をキャンプ道具みたいな感覚で紹介しており、非常に腹立たしく感じている。

狩猟というのは、本来人間が動物の命の重みを知ることができるもの。

山に入るときにはこれから自然界の命を頂きますと必ずお祈りして、動物を獲ったら手を合わせて残すことなく自分たちで食べる。

そうした意識をしっかり持った猟師だったら、銃で射殺するにしても、動物がなるべく苦しまないように弾を命中させようという意識になる。

環境省が本当に若い猟師を増やしたいなら、しっかりした猟師に弟子入して何年も修行するシステムを作るべきだ。

狩猟をレジャーやスポーツと同じように扱う考えはとても危険。

命をゲーム感覚で奪うような若者が増えると、日本社会が乱れてしまうだけだよ。

 

有害駆除について

私は有害捕獲などする必要はないと思っている。狩猟で人間の力を野生動物に教えてやる方法が最もいい。

有害捕獲は野生動物を罠で大量に捕まえられるから獲り過ぎてしまう。

猟師は国や県から高い駆除費が支払われるから、有害駆除に参加するが、そのお金って私たちの税金だ。

有害駆除に参加したがる猟師は、ほとんど金もうけしか考えていない。

だから獲った動物の命を重んじて利用することなど考えず、殺した後は死体を山に放置するだけだ。むごいと思う。

国や行政は、もっと狩猟について真剣に考えるべきだ。

 

熊森から

いろいろな立場の方からお話を聞くのは勉強になります。

熊森も、現在のシカやアライグマなどの有害駆除のあり方に、大きな疑問があります。

殺しても殺しても、餌がある限り、すぐに元の数に戻ってしまいます。

その間に駆除されていくシカやアライグマの命は、膨大な数に上ります。

他生物の命の尊さや愛おしさが全く分からない、エリート研究者たちが考えたむごい対策です。

 

殺さない対策に転じるよう、国民みんなが声を挙げてくださらないと、世の中は変わりません。

みなさん、熊森と一緒に声を挙げて下さい!

 

21世紀の野生動物と人との共存はどうあるべきか、全国民の知恵を出し合うべき時です。

そのためにも、兵庫県は、情報公開を、なにとぞお願いします。

 

野生動物も日本国民です。マスコミのみなさんは、人間以外の動物の苦しみにも光を当てて報道してください。

 

 

兵庫県 もはや狂気! 918頭のクマに対し、山中に捕殺罠2379基を常設していた

多数のクマ捕殺罠が兵庫県の山中に常設されており、誘引剤に誘引されて入ったクマは、問答無用で全て殺処分されていることに気づいた熊森は、正確な設置罠数を兵庫県本庁の鳥獣対策課に電話でたずねました。

 

2017年から登場した捕殺許可証明書が2枚付いたシカ・イノシシとクマの共用捕殺罠

(許可証の1枚はシカ・イノシシ用、もう1枚はクマ用 撮影、2018年)

 

全ての罠には井戸知事名の捕殺許可証明書がついているにもかかわらず、兵庫県本庁鳥獣対策課の答えは、「本庁としては毎月のクマの捕殺数が上限の137頭を超えていないかチェックしているだけで、罠数は把握していない。現場にも行ったことがない」という意外なものでした。

 

そこで、地元農林事務所に問い合わせていただくようお願いしました。

 

その結果、判明したこと。

生息推定数918頭の兵庫県ツキノワグマに対して、

 

平成30年度兵庫県内で

 

下ろしているクマ捕殺許可頭数、601頭!

 

山中のクマ常設捕殺罠2379基!

 

以上が、明らかになりました。

 

熊森は、頭がくらくらしてきました。

いくら何でも、ここまでやるか。

もはや狂気としか思えません。

 

地元行政はどこも、「全て、県の指示通りに動いているだけです」と言われます。

 

その県というのは、本庁の鳥獣対策課ではなく、兵庫県森林動物研究センターであることが、今回のことで判明したように思います。

 

 

 

 

 

 

10月13日 兵庫県クマ無差別大量捕殺体制を知って、強烈な精神被害を受けた集会参加者たち

「兵庫県3年目のクマ狩猟と大量捕殺を考える会」が、尼崎市商工会議所で開催されました。

 

室谷会長が、兵庫県のクマ対応の変遷と背景についてレクチャー

 

9月13日、9月26日の熊森ブログでもお伝えした通り、熊森本部は今年、兵庫県のクマ有害捕殺が暴走していることに気づき、7月12日、3名で兵庫県庁鳥獣対策課を訪れました。そして、21年間兵庫のクマや山を見続けて来た者として、今年、こんなに有害捕殺されるクマが出るのはおかしい、いったいどのような基準で有害とみなしているのかなど、担当者に実態を調べていただくようにお願いしました。

 

しかし、残念ながら、3か月近く待ってもお返事がいただけませんでしたので、独自に調査に乗り出すことにしました。

 

そして、既に報告させていただきましたが、県発表の生息推定数が918頭(360頭説もあり)という兵庫県のクマに対して、春の時点でクマ捕殺許可数が数百件、井戸知事名で下ろされていたことなどが発覚してきました。ここまでやるかと信じられないようなクマ大量捕殺を強化する体制が兵庫県行政により仕組まれていたことがわかり、この集会で報告させていただきました。

集会には、尼崎市選出の県会議員さんもご参加くださいました。

 

後半は、水見研究員による現地調査報告です。

 

報告には、地元で取材してきた人たちの動画が次々と映し出される(公表許可済み)

 

山間にあるA町では、山すそに沿って民家がズラリと並んでいます。

従来、クマ捕獲罠の設置が認められていた場所を、水色で塗ってみました。

 

これまでは、集落に出て来たクマが捕獲対象だった

 

昨年7月から黄色に塗られた集落裏の山中200メートルゾーン、または山中にある田畑や施設から200メートルゾーンにも、クマ捕獲罠を掛けていいことになりました。

罠は、山中に多数設置されているシカ・イノシシ罠にクマと書いた札をつけて共用罠とし、クマがかかれば、クマがいたら怖いからという精神被害名目(実際の被害は何も出ていない)で殺処分していいことになっていました。

 

クマ捕獲罠の設置場所が大きく拡大された

 

しかも、200メートル以内にいるクマだけを捕殺するのではなく、遠くのクマまで米糠という強力な誘引剤で誘引して罠に呼び込み、かかったクマは、捕殺上限137頭という制限がかかってはいるものの、問答無用で、無差別に殺処分していました。

 

シカ・イノシシ・クマ共用捕獲罠

 

山の中でおとなしく暮らしているクマまでを、しかも具体的な被害が何も出ていないのに精神被害名目で殺処分するということは、兵庫県が、クマをもシカ・イノシシ並に頭数調整対象としたことを意味します。これまで県は、クマは管理計画という名であっても、実態は保護計画ですと表向きは言っていましたが、実態は完全に管理計画であることが明らかになりました。

 

兵庫県は、これだけのクマの有害捕殺体制(無害捕殺体制)を構築しながら、今年からクマ狩猟に於いても、ひとり上限1頭の制限を撤廃し、クマ狩猟許可を希望者全員に与えることにするなど、とにかくクマを殺すことに躍起になっています。

 

クマは犬よりずっと鼻がいい動物です。1キロメートル先の腐った魚の匂いを嗅ぎつけてやってきたクマの例を報告されている研究者もおられます。大好きな米糠の発酵臭をぐっとこらえて集落より200メートル以内の罠に入らないようにがんばったクマがいたとしても、県は、今度は、そこにハンターを派遣して狩猟を奨励してくるのです。クマ狩猟希望者に今年も県は、バッチを与えたり講習会を開いたりして便宜を図っています。

現在のクマ捕殺場所:集落罠、裏山200m以内罠、それより奥は銃で狩猟

 

突然クマの有害捕殺数(無害捕殺数)が増えた訳を知って気分が悪くなり、多かれ少なかれ集会参加者は皆、大きな精神被害を受けました。

 

クマに対してここまでの捕殺体制を組んでいる都道府県はありません。兵庫県は、貝原知事時代に築いた「全国一のクマ保護先進県」から、まちがいなく井戸知事になって「全国クマ保護ワースト1県」に転落です。

 

このような指示を出す県行政には、クマに恨みがある人がいるのか、クマとの共存をめざしている熊森をつぶしてやろうという人がいるのか、他府県と比べても、もうとにかく兵庫の異常なクマ捕殺体制です。

 

シカやイノシシはずいぶん前から頭数調整の名目で、殺せるものはすべて殺すという無制限捕殺が行われています。もちろん、私たちは、これも生命尊厳思想を忘れた間違った対応だと思っています。しかし、シカやイノシシと比べて、繁殖力が弱く、生息推定数がけた違いに少ないクマにまで頭数調整捕殺を導入するなど信じられません。しかも、このようなやり方に変えたことを、一般県民はもちろん、県の委員にさえ隠していました。許せないことです。

 

捕殺数と推定生息数

 

この日、地元の人達や地元の猟師たちの声が多く紹介されました。

もちろん、兵庫県にはクマなど殺してくれといつも大きな声で言われる町長さんもおられますが、意外なことに、クマとは昔から共存してきたので、クマ殺せの声は集落にないという所も多いのです。

地元猟師たちの中には、クマは増えていない。研究者が、今の数が918頭というなら、昔も918頭だったのだろう。この20年間に15倍に爆発増加したと言われても、笑ってしまう。2倍になっただけでわかるよと苦笑する方もおられました。

猟師だがクマ狩猟再開には絶対反対。地元にはクマを捕りたい猟師などおらん。都会の猟師が来て半矢グマを作るだけ。迷惑しているという声もありました。

 

熊森から

兵庫県は、地元住民や地元猟師からクマをどうしてほしいかアンケートをきちんととって、私たちに一度見せてください。

今のようなクマの大量捕殺を願っているのは、地元ではなく、兵庫県森林動物研究センターと兵庫県行政ではないのかと思えてきました。

今回、自分たちで現地に行って調べてみて、私たちは、兵庫県で何かとんでもないおかしなことが行われているという感想を持ちました。

兵庫県のクマが爆発増加したと騒いでいた研究者たちは、公務員を一斉に退職し(ひとりはセンターに残っておられますが)、野生動物の捕獲業務等を行う株式会社を設立し、兵庫県森林動物研究センターがあるのと同じ町に本社を置いて、行政からの仕事を請け負ってもうけておられますが、これはどう考えればいいのでしょうか。

 

英スコットランドで野生のヤギ銃殺、米ハンターに地元住民が激怒 

以下、CNNニュースより

 

英北部スコットランドの島に生息する野生のヤギを相手にこのほど狩猟を行った米国のハンターが、殺した獲物とポーズをとる写真をソーシャルメディアに投稿したことに対し、地元住民から激しい怒りの声が上がっている。

英スコットランドで野生のヤギ銃殺、米ハンターに地元住民が激怒

非難を浴びているのはフロリダ州生まれのラリサ・スウィトリクさん。カナダで放映されている狩猟番組のホストも務めるハンターだ。このほどスコットランド西岸沖のインナー・ヘブリディーズ諸島に属するアイラ島を訪れ、野生のヤギを狙った狩猟を行った。

 

ソーシャルメディアに獲物のヤギと笑顔で写る写真をアップしたスウィトリクさんは「ヤギたちは島の断崖に住んでいて身を隠すのがうまい。2日がかりでようやく大物を仕留めた。距離200ヤード(約183メートル)からの完璧な一発だった」と、狩猟を楽しんだ様子をつづった。

 

スウィトリクさんはこのヤギのほかにも、別のヤギ1頭、ヒツジ1頭、アカシカ1頭を仕留めた写真を投稿している。

 

これに対し、ネット上では怒りの声や、ヘブリディーズ諸島での狩猟の禁止を求める意見が寄せられた。

 

スコットランド出身の男子プロテニスプレーヤー、アンディ・マリー選手の母で元テニスコーチのジュディーさんは、ツイッターへの投稿で問題の狩猟を「恥ずべきことだ」と批判。政府に対して同様の事態を防ぐ対策を講じるよう強く要求した。

 

スコットランド自治政府のスタージョン首相は、「殺した野生動物の写真を誇らしげに公開することで地元住民が不快な思いをするのは理解できる」としたうえで、政府として現状を調査し、法律の改正が必要かどうかを検討する考えを示した。

 

英国内にも狩猟が一般的に行われる地域はある。とりわけ土地を管理する目的から野生のシカを間引く必要がある場合には、ハンターがその役割を担う。ただ米国と異なり、殺害した動物を戦利品として誇示する習慣はあまりみられない。

 

 

熊森から

自分たちが生きるためではなく、ただ単に自分たちの快感や達成感、喜びのためだけに大型の野生動物たちを次々と殺害し続けている人たちがいます。

 

このような人たちは、自分達が倒した野生動物と一緒に誇らしげに笑顔で記念写真を撮ってSNSに投稿したりして楽しむのです。

このような人たちを、「トロフィーハンター」と呼びます。

 

しかし、このような人たちは、大きな勘違いをしています。自分は銃という武器をもっており、相手の動物たちは丸腰です。人間が勝つのは当たり前で、勇者でも何でもありません。日本の武士道から言えば、単なる卑怯者であり、弱い者いじめの最たるものです。このような残虐な行為はスポーツでも何でもなく、地球上から根絶させなければならない犯罪だと私たちは思います。

 

何の罪もない生き物を殺すことでしか達成感が味わえない人々を哀れに思います。人生にはもっと別のすばらしい達成感がいくつもあります。みんなが手を差し伸べて彼らに教えてあげなければならないと思います。

 

それにしても、さすが、動物保護先進国のイギリスだけあります。地元住民から激しい怒りの声が上がっているということです。ここが日本との違いです。思いは同じであっても、日本人は声を上げないのです。しかし、抗議しなければ、いつまでたっても世の中は良くなりません。

 

日本では、環境省が、数年前から、すごいアウトドアとして野生動物を殺すことを若者たちに勧めるイベントを全国展開しています。熊森は一貫して、抗議し続けてきました。狩猟は軽い気持ちで参加すべきものではありません。そんなことをすると、動物はもちろん、狩猟者も不幸になります。環境省はこのようなイベントを即刻中止すべきです。

 

10月28日の神戸市に於ける環境省主催「狩猟の魅力まるわかりフォーラム」の開催に対して、熊森は抗議活動を計画しています。

会員はもちろん、会員でないみなさんも、ぜひご参加いただき、世に思いを伝えていただきたいです。

 

集合場所:神戸サンボーホール前 集合時間12時 当日熊森携帯 090-3288-4190

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以上、よろしくお願いします。
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