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カテゴリー「和歌山県」の記事一覧

1月16日とよ無事冬眠へ 地元会員からの報告第2弾   花子は1月15日冬眠入り

 昨日に続いて、今日の午後も、獣舎の見回りに高代寺に登りました。
獣舎前には、人の足跡もなく、静かで、とよ君の姿も見えませんでした。
パレットの上には新しい足跡も見られず、本日常同運動をした形跡も確認できませんでした。
約20分ほど、4号寝室の中をのぞいて見ていましたが、「とよ君」の姿は藁布団の中で見えません。
餌場のドングリも、食べた形跡はありません。
プールの氷は解けていましたが、水はきれいで入った形跡なし。
「水のみ皿」の水は満水のまま凍っていました。
間違いなく、「とよ君」は冬眠に入ったと思います。
春、三月下旬まで、暖かい藁布団の中で、野山を駆け巡る夢でも見る事でしょう。
静かに見守ってやりたいです。
以上報告です。
裏から見た 獣舎
p.sちなみに、和歌山県の山田さんにお聞きすると、花子(長野生まれ)は、昨日からワラ部屋にはいったきりで出て来ていないそうです。生石高原の積雪は5センチということです。
太郎は和歌山県生まれのクマなので、冬ごもりはしません。

6月26日 和歌山県那智勝浦でスギ人工林の皮むき間伐実施!いろいろな市民団体が力を合わせて森復元活動を行っている姿に感動

和歌山県那智勝浦で地元の「森の再生を考える会」主催の皮むき間伐を実施しました。熊森本部は地元の要請を受けて参加し、昨年同様、皮むき間伐の指導にあたりました。地元の「なちかつ古道を守る会」や「NPO三つの森」も参加し、熊森協会和歌山県支部の支部長や支部員たちも参加しました。

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昨年も同じ場所で皮むき間伐を実施したのですが、昨年皮を剥いだスギの木はすでに枯れて葉が茶色になっていました。(和歌山県は早い!)これから葉っぱが落ち、枝が落ちて徐々に林内が明るくなっていくことでしょう。

 

①午前中の皮むき間伐

当日はとても天気が良くて、気持ちよく作業できました。

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はじめての人にもやさしく指導します。

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女性も頑張ってます。今回は谷の一番奥に残してあったスギの木の皮を剥ぎました。急斜面は慣れている人に任せます。

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アオダイショウがいました。ネズミやイノシシの掘り返した跡などもあり、いきものが増えてきたのかなとうれしく感じました。

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「NPO三つの森」の方が記念にクスノキを植樹しました。その土地に元々あったいろんな樹木を復活させていく事が大切です。

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この日はとても暑かったのですが、みなさん暑さに負けず頑張りました!

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働いた後はおいしいスイカ!いつも間伐のあとは近所のきよもんという場所で食事をいただきます。

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このきよもんのそばには汽水湖があり、そこにカモがいました。

 

②午後から、鼻白の滝と、「NPO三つの森」による植樹中の広大な大日山の見学

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鼻白の滝

「NPO三つの森」が中心になり植樹をした大日山という場所に向かいました。

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この大日山は地滑り対策工事のために斜面を削ってたくさんの土を削りだした場所です。しかし土を移動した後そのままではどんどん土砂が流出してしまいます。そこで、2013年大日山の緑化と砂流出防止を図るために、大規模な植樹活動を「NPO三つの森」を中心に開始しました。

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ここでは自分の名前を書いた板とともに、1人1本の苗木を植樹する運動を進めています。

5000本以上の苗木を植えているそうですが、まだ植える場所があります。

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ここでは竹をポット代わりにして苗木を作っているそうです。竹は自然に分解するのでゴミがでません。

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4ha以上の広大な土地に5000本以上のいろんな種類の苗木を植えているそうですが、まだ植える場所があります。助成金で植樹地のまわりは260cmの高さの防獣柵が設けられていたので、動物対策は万全です。苗木も順調に成長し、なかにはひとり生えしたネムノキなんかもありました。

 

和歌山県では、人工林をなくし豊かな森を復元して次世代に残していこうと、いろいろな団体が一緒に活動しています。

自分の名前を書いた杭と苗木を一緒に植えるなど、人集めの手段としてもおもしろい試みだと思いました。

今回皮むき間伐をした場所では、今年9月にも皮むき間伐をするそうです。

皮むき間伐は5月から7月の梅雨前後が一番皮がむけやすいと言われていますが、和歌山県では、9月でも皮が剥けるそうです。常識にとらわれずに何でもやってみることが大切ですね。今回、いろいろ勉強になり、とても充実した2日間の和歌山県出張でした。

(実現するといいな)天然林 和歌山県が買い上げ 生態系保護、江戸時代に学ぶ 開発禁じ「御留林」に

 和歌山県は来年度から、県内固有種などの貴重な生態系が残る天然林を買い上げて開発を禁じ、「新紀州御留林(おとめりん)」として保護していく方針を決めた。名称は、江戸時代に紀州藩などの大名が土砂災害防止などのために立ち入りを禁じた「御留林」にちなんだ。環境省によると、生態系保全の取り組みとしては全国でも極めて珍しいという。新年度予算案に関連予算を計上する。

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県の面積の8割近くを占める森林のうち、林業用にとスギやヒノキの針葉樹を植樹されなかった天然林は約4割の約13万5000ヘクタール。広葉樹が中心で、豊富な樹種に加え、固有種の昆虫や植物が生息するなど、生物多様性が高い自然の宝庫になっている。

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紀伊半島には「御留林」以外にもかつて、高野山などが建築資材を確保するために無秩序な伐採を禁じた「高野六木(りくぼく)」「熊野六木」があり、豊かな生態系の保全の役割も担っていた。しかし、戦後に植林が進んだことで小規模な天然林が点在する形となり、生態系を守る機能が薄れてしまっているため、当時の制度をモデルに買い上げて人の手が入らないようにすることにした。

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県は今後数年をかけて御留林とする森林の選定や現地調査を進める。水源保護のために県内の市町村が今後取得する山林と合わせて、5年間で計100ヘクタールの公有林化を目指す。事業費は県税の「紀の国森づくり税」を積み立てた「紀の国森づくり基金」を活用する。

くまもりから

くまもりは20年間、森林保全のあり方は西洋文明ではなく、我が国の江戸時代から学ぶべきとずっと主張してきました。なぜなら、森を消してしまった西洋文明との違いは一目瞭然。私たちの祖先の森の守り方が正しかったことは、もう実験結果からはっきりと出てしまっているのです。

本当に守るべき森は、人が入らないようにして、自然界の無数の野生生物たちのはたらきに任さなければなりません。森は、人間が管理などできる世界ではないのです。

さすが、南方熊楠を生んだ和歌山県。全国初の「御留林構想」があまりにもうれしかったので、担当部署にお礼の電話を入れました。和歌山県が現在保全している原生状態の天然林は、今のところ護摩壇の1か所だけなのだそうです。どこの山をどれくらい買おうとされているのか、いろいろと質問しましたが、まだ予算もついていないし、発表できる段階ではないということでした。

「御留林」構想、実現するといいな。江戸時代の森林保全策が全国に広がるといいな。1か所で最低1000haぐらいは押さえてほしいです。

今残っている天然林を守ると同時に、人工林率62%と異常に高すぎる和歌山の針葉樹植林地を、思い切って大幅に広葉樹の自然林に戻すこともお願いします。

5月26日 本部 太郎と花子のファンクラブ  ~冬籠りに使用した藁出し編~

急に気温が高くなってきました。今日は、冬籠りに使用した藁出し作業をすることにしました。

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2頭の冬籠り部屋をのぞいてみてびっくり。先月までは、藁の中に深い穴を掘って寝ていたのに、どちらも穴が消えて、藁が平らになっていました。暑くなってきたので、穴に入る必要がなくなったのでしょうか。

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みんなで、藁をきれいに撤去。

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獣舎の周りに、野イチゴが実っていたので、取ってあげました。クマたちは、おいしそうに食べていました。

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きれいに洗ったプールに水を入れ始めました。まだ20センチぐらいしか水が入っていないのに、水遊びが大好きな太郎は待ちきれず、もう、プールに飛び込んでしまいました。

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花子は冬ごもり中に痩せたでしょうか。どう見ても痩せていません。ここへ来てからは、冬でも食事が与えられているため、冬籠りしながらも、時々出てきて食べていますから、痩せないと言っていいでしょう。

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甘えん坊の花子は、ここを掻いて掻いてと、掻いてほしいところを自分の手でたたいて示し、掻いてほしいとおねだりします。30分ぐらい素手で掻いてやりました。人間も疲れましたが、花子もこの姿勢が疲れたとみえて、前に倒れて体勢を立て直していました。

本当は、獣舎の中に入って掻いてやりたいのですが、万一何かあれば、クマが悪者にされてしまうので、入らないようにと、故東山先生に固く止められているので、鉄格子の外からいつも掻いてやっています。

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今回はこのメンバーでお世話しました。太郎24歳、花子23歳、2頭が元気なうちに、一人でも多くの皆さんに会いにきてやっていただきたいです。

ちなみに、本部次回お世話日は、6月22日(土)です。暑い夏に備えて、屋根によしずを張ってあげます。

なにとぞ、若い男性のみなさん、手伝いに来てください。太郎と花子に感謝されると、癒されますよ。

 

(人間よ、もっとやさしく慈悲深くあれ)  なぜに絶滅危惧種のクマを殺処分 <和歌山県>

(以下、産経新聞記事1月28日記事より)

ツキノワグマ捕獲 有田川町、安楽死処分 和歌山

1月27日午前8時ごろ、有田川町清水地区でツキノワグマ用に仕掛けられたおりにツキノワグマ1頭がかかっているのを同町職員が発見した。和歌山県自然環境室によ ると、捕獲されたツキノワグマは体長127センチ、体重42・5キロのオス。年齢は15歳程度とみられる。平成22年12月と今月18日にも同町内で捕獲 されている。捕獲された場所付近ではこのツキノワグマが何度も目撃されていたという。

 

県は目撃された場所近くに学校や民家もあり、山に放っても再び人里に現れ、人に危害を加える恐れがあることから同町と湯浅署と協議した結果、ツキノワグマを安楽死処分にした。

 

県のレッドデータブックではツキノワグマは「絶滅危惧1類」に分類されている。

注< 1月19日紀伊民報記事より>このクマは、今年1月18日、有田川町遠井でイノシシの箱わなで錯誤捕獲され、専門家らが身体計測した後、再び人里に近づかないようにトウガラシスプレーで驚かせて山に返した。クマは体長1・28メートル、体重42キロ。耳に標識が付いており、2010年12月にも同町粟生地区で捕獲されたクマと分かった。

熊森から

・行政や専門家が、殺処分を安楽死とごまかし表現しても、マスコミのみなさんはそれに乗らないで、正確に殺処分したと書いてください。報道 関係者は、新聞代を出してくれている国民に、真実を伝える義務があります。

 

 ・ 和歌山県の山を見られたことがあるでしょうか。人工林率県平均61%ということですが、人工林になっていない所はミカン畑などになっていま す。クマが、自ら、絶滅危惧種になったのではなく、人間によって、生きられなくされて、絶滅危惧種になったのです。当協会顧問であった元和歌山県鳥獣 保護連絡会会長故東山省三先生は、和歌山県のクマは、残り8頭と言われていました。

 

 ・今月1月18日に、よほどひも じかったのでしょう。このクマがエサにつられてイノシシ罠にかかったおり、私たちは体重の軽さに胸を痛めまし  た。全身麻酔をかけて調べられたことによっ て、その後、弱って山の中で死んでいるのではないかと危惧していました。

 このクマは、以前にも唐辛子スプレーをかけられて、放獣されています。いくら人間に恐ろし い目に合わされても、ひもじさには勝てず、また出て来たのです。人間の所に救いを求 めて出て来た絶滅危惧種は、人間が助けるべきです。再び唐辛子スプ レーをかけてさらに死ぬような目に合わせるのではなく、しばらく食料を与えて元気にしてから山に放すべきです。全国で調べてみると、そういう人道的配慮をクマに施している例がいくつもあります。和歌山県庁にお伝えしようと思います。

 

 お伝え先・・・ 和歌山県環境生活部 環境政策局 自然環境室  電話073-441-2779

・ 残念ながら、クマの研究者や専門家と呼ばれる人達の多くは、論文を書きたいためクマの解剖を繰り返しておられる故か、クマたちに対して、同じく生き とし生けるものとしてのあたたかい共感が持てなくなってしまっているように感じます。豊かな家庭に育だち、死ぬほどひもじい思いをされたことがなくて、飢えに苦しむ動物たちの気持が全く理解できないのかもしれません。そのためか、この人たちに判断を仰ぐと、一 般的な国民から見て違和感 を感じるような冷酷な対応を指示されるように感じます。これでは、生物の多様性は守れないし、共存は出来ません。このような対応は、科学的でもなんでもありません。他生物との共存というのは、人間が銃で脅して、他生物の数を人間の思い通りに最小にとどめることではなく、他生物にも安心して生き生きと暮らせる土地を分け与えることです。

 

・日本人が、祖先の他生物への大きなやさしさを忘れて、年々、冷酷に無感情にになっていくことを、恐ろしく思います。豊かな自然を失う道   だからです。人類が破滅に向かう道だからです。

人々が全生物に愛情を持って生きる国を取り戻しましょう。そうなれば、人間社会も、もっともっとあったかくやさしくなります。

10月15日 くまもり和歌山県支部結成に向けての会員の集い

地元の自然を守るためには、地元が立ち上がるしかない。
この度、和歌山県生石高原で保護飼育されている2頭のクマ 、太郎と花子のお世話に通い続けてくださっている和歌山県会員の方々のよびかけによって、支部立ち上げに向けた会員のつどいが持たれます。和歌山県会員の皆さん、まだ会員になっておられない和歌山県民の皆さん、どうぞ、ご都合をつけてお集まりください。

【支部結成に向けた くまもり和歌山県会員のつどい】

日時:2011年10月15日(土) 10:30~15:00
場所:和歌山県生石高原山頂近く 太郎と花子の獣舎前(生石高原天文台 和歌山県有田郡有田川町大字803 すぐそば)
※車がない方は、JR和歌山駅東口に9:00に来ていただければ会員車に同乗可。必ず、前もってご連絡ください。

~会員のつどい プログラム~
◎10:30~ 太郎と花子の獣舎清掃作業(汚れてもいい服装でご参加ください)
◎12:00~ 昼食 兼 支部結成にむけた会員のつどい 於:「山の家おいし」の上のあずまや
※森山まり子会長も出席されます
※お弁当・水筒をご持参ください。(つどい会場隣のレストハウスで購入可)

ご参加いただける方は、10月13日(木)までに、メールか電話で日本熊森協会本部までお申し込みください。

豊かな森を守り、森を造る野生動物達と共存したいと願う和歌山県民の皆さん、このたび和歌山県選出国会議員が、野生鳥獣の一方的な大量殺害法案を国会に出したことに胸を痛めておられる皆さん、日本国が人間だけが生き残ればいいという誤った人類滅亡の方向に進まないように、みんなで声を上げましょう。

ぜひ、10月15日(土)、秋の和歌山の山が一望のもとに見渡せる生石高原にご参集ください!

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