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講演会「ツキノワグマと人との共存のために」最終案内

・東京クマ学講座「ツキノワグマと人との共存のために」が明日1月29日に開催されます。

まだ席がありますので、ぜひご参加ください。参加者募集中です!

チラシはこちら

クマ学講座「ツキノワグマと人との共存のために」

日時:2017年1月29日(日)
開演13:25〜16:15(開場:13:00)
場所:日本教育会館一ツ橋ホール707号室
(東京都千代田区一ツ橋2‐6‐2)
主催:日本熊森協会 東京都支部・神奈川県支部
資料代:500円
定員:100名
講師:山﨑晃司氏(東京農業大学教授)
「東京、そして日本のツキノワグマのいま」

森山まり子(日本熊森協会会長)
「日本熊森協会とツキノワグマ」

講演会後、会員の懇親会を予定しています。

申し込みは下記まで
メール:kumamori.tokyo.kwsk@gmail.com(東京都支部)
電話:0798-22-4190 (本部)
Fax:0798-22-4196 (本部)
当日参加も歓迎します。

2月5日 保育士さんの研修会での森山会長講演 (神戸市)に、うれしい感想

神戸のポートアイランドで開かれた保育士さんの研修会で、森山会長の1時間講演がありました。

 

木でできた南欧風のとてもステキな会場でした。

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会場風景

 

森山会長は、「これだけ科学が発達した21世紀の今も、実は、人間は自然に生かされている、生かされているだけに過ぎない動物です。しかし、現在、多くの人々が自然から離れて暮らすようになったため、このことがわからなくなってしまっている人が多く、とてもこわいことです」というお話から始めました。

 

人間が生きていくために必要な3大要素は、酸素、水、食料です。そして、食料生産には大量の水が必要です。

日本の食料自給率は39%です。多くの食料を海外から輸入していますが、このことはバーチャルウォーターといって、みなさんご存じのように、海外の水を大量に輸入したことになります。日本地下水学会によると、そういう意味での水の輸入量たるや800億立方メートルにもなるそうです。(ちなみに、日本国内での年間水総使用量は900億立方メートルで、そのうち農業に使われている水は300億立方メートルです)

くまもり顧問である水ジャーナリストの橋本淳司先生によると、日本が食料自給率を50%に引き上げようとしても、今のままだとそれを可能にするだけの農業用水が確保できないそうです。日本はとても雨が多い国ですが、降水季節に偏りがあり過ぎるのと、あまりにも人口が多過ぎるため、ひとりあたりの降水量は世界平均の4分の1しかないのです。

 

どんなに時代が変わろうと、「水は森から」 得るものです。

林業名目や観光で森を破壊し続けることを直ちにやめ、壊し荒廃させた森は手遅れになる前に復元・再生させることが、今、日本にとって必要なことです。森の維持形成にはクマをはじめとする全ての野生生物が必要です。私たちは祖先がしていたようにあるだけの知恵をしぼって野生生物たちと共存しなければならないと、森山会長は訴えました。

ご出席くださった皆さんは、身じろぎもせず、会長の話に聞き入っておられました。

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森山会長は最後に、参加された保育士さん達に向けて、「現在起きている地元の獣害は、人間による自然破壊や防除不足がもたらしたもので、野生動物たちを有害捕殺するのは間違っている。保育士のみなさんには、全ての生き物に共感できるやさしい子供たちを育てていただきたい。それが、日本の自然を守り、日本文明を存続させることになるのです」と、講演を締めくくりました。

 

<若い保育士さんたちからの講演感想要旨>

・今日、自分の生活を支えている水や食料と自然がどのように関係しているのか実感できました。

・実家は地元で、小学生のとき、家の裏の柿の木にツキノワグマが来た。クマは怖い生き物だと言われていたので、今日の講演を聞くまでそう思っていたが、今日180度見方が変わりました。台風がきた時、床下浸水したり裏山が崩れたりしたが、原因は自分たち人間にもあることをすごく感じました。裏山は本当に下草が消え茶色一色で砂漠化しています。くまもりの活動に、ぜひ参加したいです。

・先生のお話を聞いて涙が止まりません。今日のお話は、まさに今私たちがめざしている保育そのものです。ジブリ製作の「平成狸合戦ポンポコ」という映画も、森の大切さを動物の視点から子どもたちにわかりやすく伝えています。くまもりの活動に参加できればなあと思いました。

・山にスギがたくさん生えているのはいいことと思っていたので、自然について考えさせられました。ボランティア活動に参加させていただきたいと思いました。

 

講演会でいろいろとお世話になったみなさん、ありがとうございました。

 

 

 

10月18日 神奈川県での森山会長講演

相模原市で、法人会員主催の森山会長講演会が催され、57名の方がご参加くださいました。準備してくださった方、参加してくださった方、みなさん、本当にありがとうございました。

 

<会長講演要旨>

 

1、命あふれる地球

無限ともいえる宇宙の中で、生命の存在が確認された星は、いまだ地球だけである。

 

その地球も、初めは火の玉だったと言われている。もちろん、その頃は、生物などいなかった。地球年齢46億年の間に地球は徐々に冷え、海ができ、35億年前にミクロの生物が水中に誕生したといわれている。現在、地球上は南極から北極まで、海の底から高い山の頂上まで、動植物や菌類など多種多様な無数の生命があふれる星になっている。

今、存在している生物、かつて存在していた生物、これら無数の生物の気の遠くなるような長年のはたらきも加わって、今日のすばらしい地球環境が形成されていった。一番最後に登場したのが、われら人類である。

 

2、産業革命で、人間による環境破壊が始まる

人類は初め、地球環境に合わせておとなしく暮らしていたが、そのうち、今まで地球上に誕生したどの生物もがしなかったことをし始めた。つまり、開発という名による地球環境の改変や工業化である。もちろん良かれと思ってやり始めたのだが、結果的には、生物が住むのに最も適した理想中の理想である地球環境を、自らの手で破壊し、汚染していくことになったのである。

しかも、これらの人間活動によって、他生物を次々と滅ぼし、人類という動物だけが増殖していく地球にしてしまった。現在、人口爆発が止まらなくなっている。この地球は100億人以上の人間を養えないと言われているが、もしそうなら、2050年には地球人口が100億人に達する勢いであるから、破滅は目前だ。

 

3、地球環境も生態系も、人間には永遠に造れない

20世紀の終わりに、アメリカの科学者たちは砂漠のど真ん中に、広大な閉鎖空間を造り、その中に各地から集めた土や動植物を持ち込んだ。現代科学の総力を集めて、実験的に自然生態系を作ろうとしたのだ。計算では、この中で、8人の人間が100年間暮らせるはずだったが、酸欠になったり、動植物のほとんどが死滅したりで、実験はすぐに失敗に終わった。地球の生態系は、人智を超えた超複雑なもので、絶妙のバランスの上に成り立っている。人間が逆立ちしても決して作れない神の領域だったのだ。

人間が自然界をコントロール出来ると錯覚している人たちが今もいる。そのような人たちは、中途半端にしか自然を知らず、本当の自然界の複雑さを知っていないのだろうと思われる。

人間はこれだけ科学が発達した21世紀の今も、そしてまた、今後も未来永劫に、地球の自然に生かされているに過ぎない動物であり、その地球環境を破壊し汚染することは、人類が自らの首を絞めていることになる。

 

地球46億年の歴史を1年のカレンダーにあてはめると、人類が誕生したのは12月31日23時58分であり、長い地球の歴史から見ると、たった今、地球上に誕生したばかりの生物である。その人類が地球環境を破壊して、もう絶滅しようとしている。

3億年生きたと言われている恐竜が滅びたのは、地球上に巨大隕石が落ちて、一時期、地球環境が大破壊されたからと言われている。恐竜からすれば不可抗力である。しかし、今、人類絶滅の引き金を引いているのは、人類そのものである。このまま絶滅したら、その愚かさと傲慢さを恐竜に笑われるだろう。

しかも、人間の罪深いところは、自分だけではなく、何の罪もない他生物まで巻き添えにして滅びようとしていることである。

 

4、生き残るには、破滅型現代文明の方向転換が必要

自らの欲望を抑えられなくなり狂ってしまったとしか思えない現代人に、以前、私は絶望していた。人間のように自分のことしか考えない貪欲で浅ましい動物は、早く滅びた方が他生物や地球環境の為になる。そこまで思った。しかし、教え子たちが滅びたくないと言い出した。ならば、以前のように、自然そして全生物と共生共存する方向に現代文明を転換させていくしかない。

 

私たちの祖先は見事な循環文明を築いていた。そして、森や多くの生物たちを保全することに成功してきた。現代人は、これら先人の知恵に学ばねばならない。かつて他地域にもこのような文明が存在した。これらの文明は、経済優先、人間中心、科学過信の近代文明の対極にある。

 

5、文明の方向転換には、巨大な自然保護団体が必要

私たちは、まず、クマたちが作る生物の多様性にあふれた保水力抜群の水源の森(=熊森)を、全生物のために、人のために保全・復元・再生しようと固く決意した。考えられるすべての部署に頼みに行ったが、動いてくれる所はまったくなかった。自分たちでやるしかないと思い至った。ただし、少人数ではできない。大きな運動にしていかなければならない。

 

1997年、日本熊森協会を発足させた。

 

会結成から19年、全精力を傾けて熊森活動にまい進し続けている。

 

<わかったこと>

●官僚

官僚が地球環境を保全するような国策を作ってくれるように、自然保護団体としてかれらと対話し続けていかなければならない。しかし、たとえ私たちの言うことが正しいとわかっても、巨大組織の一員である限り、かれらがこれまでの流れを変えることはむずかしい。

 

●研究者

日本では、研究者の研究費は国や企業からしか出ないので、研究者であり続けるためには、国や企業に迎合する研究や発表しかできない。自らの正義感と良心に従って、真実を発表しようとする研究者を見つけるのは、至難の業である。このような研究者には、自然保護団体から研究費を出せるようになりたいものだ。

 

●メディア

メディアが勇気を持って真実を伝えてくれたら世の中はもっとよくなると思うが、スポンサーがついている以上、そのようなことを期待するのはむずかしい。

今後は、ネットに期待したいところであるが・・・ネット情報の真偽を判断するむずかしさなど、諸問題もある。

 

では、どこをどう動かして世の中を変えるのか。政治家に動いてもらうしかない。

●政治家

これまで国会議員をはじめ、多くの議員に会ってきた。うれしい誤算として、どの党にも、いい国を作りたくて、国民のためになりたくて、政治家になった人たちがおられた。

数年前、熊森が全国会議員にアタックしたとき、このような議員さんを筆頭に、熊森の主張に賛同を示してくださった国会議員が衆参合計200名もおられた。政治家に動いてもらうしか、社会を変える方法はない。ただし、政治家に動いてもらうには、会員数が多くないとだめだ。

 

●一般国民・子ども

一般国民、特に子供たちは、全生物への共感本能をまだ失わず持っている。よって、物言えぬ生き物たちの代弁ができる。この共感本能こそが、地球環境を守る原動力となる。

これからの日本は、今のようなお上の国ではいけない。ヨーロッパのように市民みんなで考えて市民みんなで決める市民社会を構築していかねばならない。なぜなら、一般市民は欲に狂っていない。権力は必ずいつか必ず腐るといわれるが、一般国民は、権力を持たないので、腐りようがない。狂っていない腐っていない一般国民こそが、正しい判断を下せるのである。

国が悪いと言う人がいるが、それは違う。国民のレベル以上の政府は持てない。水源の森や生物の多様性、全生物の生命の尊厳を守るという公約を掲げたら選挙に通るという国にしていけば、国は変わる。結局、全ての鍵を握っているのは、わたしたち一般国民である。

 

<最後に>

熊森と同じことを願っている国民が、無数にいることがわかってきた。しかし、思っているだけ、願っているだけで、みんな孤立しており、世の中を変える力には全くなっていない。国民は、くまもりをはじめ、活動に賛同できるさまざまな市民団体に、勇気を出してどんどん入会してほしい。会員数は、署名数よりも、ずっと大きな力を持つ。何もできなくても、会員になることが意思表示であり、社会変革につながるのである。

 

国民はバラバラであってはならず、あちこちで集い、連帯すべきである。地球環境を守るために、民主主義国家であり続けるために。

 

 

 

 

 

 

 

 

クロちゃんツアー申し込みは7月6日まで

7月25日~26日山形県のクロちゃんに会い、育ての親の佐藤さんのお話を聞き、月山の深い森を散策するツアーがあります。

5月にもご案内をしましたが、まだ残席があります。

参加申し込み締め切りは7月11日まで延長しました。

ぜひ、ご参加ください。

 

<山形の月山体験とクマのクロちゃん対面ツアー>

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期日:平成27年7月25日(土)~26日 一泊二日

会費:お一人 32,800円 [最少催行人員10名]

集合:山形空港午前8時50分 山形駅午前10時20分

解散:山形駅前午後3時40分 山形空港午後4時30分

 

行程:

1日目 山形空港/山形駅~山形中央IC~月山IC~志津温泉(昼食)~県立自然博物館ネイチャーセンター(インタープリターの説明での体験コース)~佐藤宅(クロちゃんとの出会い)~田麦荘(夕食・懇親会)

2日目 田麦荘~あさひ~羽黒手向・・・五重の塔(ガイド先導)~七ツ滝(日本滝100選の一つ)~田麦荘(昼食)~中台池~月山IC~山形中央IC~山形駅/山形空港解散

 

申込み先:日本海トラベル 電話0234-43-4312 担当 五十嵐 7月11日締め切りです。非会員の方もぜひご参加ください。

10月25日 10年間も続いている、地元と熊森による「動物の棲める森復元合同植樹会」

10月25日、兵庫県宍粟市波賀町原にあるリンゴ園の裏山の人工林皆伐跡地で、2005年から10年間、ずっと地元と都市の住民が力を合わせて続けてきた「実のなる木の植樹会」2014年度版が実施されました。

 

このリンゴ園では、2004年秋に台風が来て、リンゴ園のリンゴが7割落ちてしまいました。残されたリンゴも、毎晩やってくる数頭のクマに食べ尽くされて、この年閉園となりました。リンゴがゼロになったとき、頭が真っ白になって、クマを殺したいといったんは思われたリンゴ園のみなさんですが、スギの人工林で埋め尽くされた周囲の山を見て、クマこそ人間に餌場を壊された被害者だと気づき、動物の棲める森復元に乗り出すことを決意されたのです。熊森と意気投合したことは、言うまでもありません。

 

このような取り組みが長年続けられたのは、リンゴ園の専務理事である幸福重信氏という、都市市民を全身で受け入れてくださる度量の大きなリーダーと、幸福氏と心を一つにして、「自分のしたことに責任とって死にたい」と、仕事の合間に、スギの人工林の除去にもくもくと努めてくださった地元のみなさん、1円の得にもならないのに、森の動物たちや地元の人たちが困っておられるのを知って、これはほっておけないと、拡大造林という国策の失敗の尻拭いに、毎回自費で文句も言わず快く駆けつけてくださった都市市民のみなさん、このようなみなさんのおかげです。人間のやさしさと善意が集結する場となったここでの広葉樹の植樹会は、毎回感動で、心から楽しめました。

 

その幸福さんも77才となり、今年で引退されます。今回が、幸福さん最後の植樹会です。開会式でのごあいさつは、いつものことながら、胸に染み入るものでした。会報で、会員の皆さんにお伝えしたいと思います。

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「この10年間に伐ったスギは無数です。わたしは、熊森さんとの約束を守りましたよ」

あいさつする幸福専務理事

 

141025原リンゴ園03_ブログ用都市からは、兵庫県・大阪府・京都府・鳥取県から27名が参加しました。

 

DSC00672ブログ用柿の植樹の方法を説明する幸福さん、この場所は将来、動物たちの為の柿林になる予定です。

 

このあと、急峻なスギの人工林の皆伐跡地で、午前と午後に分けて植樹をしました。

一人で15本植えた人もいました。みんな、限界まで頑張りました。

 

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 都市市民                 都市市民                  地元のみなさん

 

ブログ用お昼ごはんはおいしいカレーとリンゴです。

 

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植樹後、晴れ晴れとした笑顔で、記念撮影

 

よい天気に恵まれ、11時から15時まで、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、イロハモミジ、コナラ、富有柿など約300本を植えて帰路につきました。

これらの木々が大きくなって広葉樹の森がよみがえり、動物たちが昔のように山で暮らせるようになることが楽しみです。

 

本部「原生林ツアー」楽しく終わりました

8月3日本部主催第19回くまもり原生林ツアーを実施しました。

小学生から70代まで57名の参加者がありました。台風の影響で雨が降りましたが、天然林をゆっくりと散策することができました。

 

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西宮市を出発し、たつの公園のクマ舎を見学しました。ここには兄妹のクマが保護されています。この日は機嫌よくみんなの前に出てきてくれて、水に入るところも見ることができました。

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西粟倉村の植林地で、人工林の特徴を観察しました。

 

 

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小雨の中、いよいよ若杉天然林の散策に出発です。旗を持っているのがサブリーダーの高校生。

 

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ブナの巨木を観察しました。

 

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ヤマボウシの枝をかじるスジクワガタ(♂)

 

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炭焼き釜跡地でタタラ製鉄の説明をする千種高校生

 

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参加者の皆さんは雨の日にしか見れない天然林を堪能できたと喜ばれていました。

今回は、リーダーは大学生と小学生、サブリーダーは高校生(兵庫県立千種高校生徒会)にお願いしました。

リーダーは下見をして一生懸命説明ができるようになりました。またサブリーダーはメンバーの引率をしっかりとやってくれました。

来年は本部主催若杉原生林ツアーの第20回目です。2015年8月23日日曜日に計画しています。

皆さん、ぜひご参加ください。

千種高校のブログはこちら

http://www.chikusa-hs.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=625&comment_flag=1&block_id=104#_104

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森なくして人なし、森あっての人間。

日本熊森協会は、自然の森のすばらしさや、そこにすむすべてのいきものたちを守ることの大切さを、若い人たちを初めとする多くのみなさんに実感していただけるよう、本部・支部でさまざまな「くまもりツアー」を実施し続けています。

先月は、宮崎県支部が実施しました。

 

 

 

7月27日 第19回くまもり原生林ツアーの若手リーダー研修会

8月3日に予定されている第19回くまもり原生林ツアーをガイドする班長や副班長さんには、大学生、小学生、高校生が応募してくださいました。熊森職員と伴に天然林を案内します。

若者を活動の先頭に立てるというくまもりの伝統が、多くの皆さんのご協力で、今年も実現しました。

7月27日、若杉天然林でリーダー研修会を開きました。さあ、今年はどんな原生林ツアーになるでしょうか。楽しみです。

大学生や小学生や高校生のみなさんたちは、この日、一生懸命研修にはげんでいました。

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「ここでは、忘れずにこの説明をして下さいね」

くまもり本部職員の指導を真剣にメモする大学生や高校生たち。

千種高校のブログ

http://www.chikusa-hs.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=622&comment_flag=1&block_id=104#_104

6月29日日本奥山学会

6月29日(日)に日本奥山学会を開催します。

13時より関西学院大学法科大学院(大学院2号棟)で行います。参加ご希望の方は事前に日本奥山学会事務局までお申込みください。

参照http://kumamori.org/

地図はこちら

 

 

開会

記念講演 広島大学名誉教授 中根周歩先生「水源の森としての奥山保全の意義」

特別講演 麻布大学獣医学部教授 高槻成紀先生「シカ問題は山問題–シカと植物の関係という視点から」

活動報告 川嵜實「松枯れ対策としての炭まき活動とその成果」

調査報告 高野信夫「間伐による植生回復と植林地の問題点等について」

調査報告「人間活動が熊の食生に与える影響」

閉会

 

 

 

職員のお仕事その3

6月29日(日)が第3回日本奥山学会の開催日です。

奥山学会とは、奥山の環境に関する研究をしている研究者が集まって、動植物と森林の保全について話し合おうという集まりです。

 

兵庫県西宮市にある関西学院大学法科大学院で13時より開催します。プログラムはhttp://kumamori.org/をご覧ください。

聴講希望者は、上記日本奥山学会のホームページからお申し込みください!事前申し込みが必要です。

 

 

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このような学会の準備をしたり、発表内容を学会誌に編集して発行したりすることも、職員の仕事です。

写真は、当日の垂れ幕を点検している職員のNさんです。

 

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第17回くまもり全国大会 盛会に終了 「会員であることを改めて誇りに思いました」と参加者

以下、ダイジェスト版です。詳しくは会報などでお伝えします。

 

 

4月27日、兵庫県尼崎市JR尼崎駅前のホテルホップインアミングにて、第17回くまもり全国大会が持たれました。

オープニングは、兵庫県会員の素敵な歌声から始まりました。

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イエスタディワンスモア、愛の賛歌・・・聞きほれました。

 

基調講演は、17年間くまもりの旗を力強く振リ続けてきた森山会長です。

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シカによる農業被害は昔からあったが、現在、日本人が直面しているシカによる森林破壊問題は、日本民族が初めて直面する大問題であり、解決法は誰にもわからない。原因は全て近代に人間が行った自然破壊、生態系破壊であると考えられる。

環境省が、私たち人間がしてきたことを棚に上げて、シカの大量補殺のみに税金を使おうとしていることは、人間として倫理上問題であるばかりでなく、生態系に更なる混乱を引き起こすことになる。せめて、奥山の人工林を広葉樹林に戻すなどの生息地復元にも取り組むべきであると訴えました。

 

また、国民に対しては、ユダヤ人哲学者のアンナ・ハーレントやアメリカの公民権運動のキング牧師、倫理研究所の丸山敏秋理事長らのことばを借りて、自分の頭で考えることから逃げた平凡な人たちが、結果として悪に加担することになることを指摘。生き物を大事に思い共存してきた日本文化が、今、国によって消されようとしている。このような文明の西洋化の先にあるのは、豊かな自然を失うことによる日本文明の崩壊である。国民は、国や人類の問題から逃げずに、各自が自分の頭で考えるようにしようと訴えました。

 

 

この後、顧問、来賓、企業会員、団体会員らの紹介と、代表者によるすばらしいメッセージが続きました。別の機会に、お伝えしたいと思います。

 

 

特別ゲストとして出席して下さった、元秋田県八幡平熊牧場の経営者である長崎貞之進氏から、熊森会員へのお礼の言葉がありました。

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とつとつと語る長崎氏

長崎氏は、その中で、「自分の監督不行きとどきのせいで、2名の死者まで出る大変な事故を起こしてしまい、これはもう命で償うしかないと思っていた時に、森山先生が来て下さった。そして、私に、≪長崎さん、死んだらだめですよ。私は逃げませんから。クマ達に新しい飼い主を見つけることを、一緒にやりとげましょう≫と、おっしゃってくださった。それを聞いて、私は、≪私も逃げない≫と決意したのです。そして、みなさん方の多大な寄付金が集り、今日の私とクマがあります。」と、お礼のあいさつをされました。

 

この後、本部や支部からさまざまな活動報告があり、和田副会長が終わりの挨拶をし、福岡県南里支部長の一本締めで、全国大会を終えました。

 

参加して下さった方々から、感想がいくつか届いています。

・様々な活動報告を聞いて、熊森はすごい自然保護活動を実践していると改めて実感しました。ささやかではありますが、この会の活動を自分も支えているのだと思うと、会員であることが本当に誇らしく思えました。

・長崎さんの話を聞いたとき、もうこれだけでも、全国大会に参加して良かったと、心から感動しました。熊森の全国大会は、いつも感動です。

・私たちが、八幡平のクマたちだけでなく、長崎さんという人間も救っていたことがわかり、熊森は、動物も人も救うということがよくわかりました。

 

 

 

全国大会の後は、お楽しみの懇親会です。

懇親会で、オープニングを飾って下さったのは、愛知県会員によるアフリカのたいこです。とても力強くて、くまもり会員は勇気を出せと、何度も何度も励まされた感じがしました。

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