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~野生動物たちの楽園にしたい~          第2回福島県国見町広葉樹植樹会

10月30日(土)
「どんぐりの木を植樹しませんか
~ 動物のすめる森復元 第2回福島県植樹会」

〈主催〉日本熊森協会
〈共催〉国見町、桑折町、国見町桑折町有北山組合

福島県国見町が熊森の考えに賛同してくださったことがきっかけで、昨年秋から始まった東北での広葉樹植樹会。動物たちとの共存を願う、東北の方々が集う貴重な機会です。

福島、山形、宮城を中心に東京、神奈川、茨城からも参加者があり総勢44名。
地元国見町、桑折町からは十数名の方々がおいでくださいました。

ここは標高約600mの奥地。アカマツの植林地でした。その伐採地跡に、ブナ、ミズナラ、シバグリ、トチなどの、200本の実のなる広葉樹の苗木を植えていきました。
あいにくの雨天の中でしたが、初対面の方々も、チームワークよくどんどん作業がすすみます。
昨年植えた200本の苗木は、9割が根付いていました。喜びの声があがります。元気な苗木は、私たちの希望の象徴のようですね。こちらはブナ。植樹せずとも、自然に再生しつつある幼木も、たくさんありました。
去年に引き続いて今年も植樹会の世話役をしてくださったくまもり山形県八木支部長から、山形県の今年のクマ状況について、報告がありました。果樹王国山形県では、温暖化のせいもあり、果樹園を、クマたちが棲む標高の高い奥地へ作ることも多いそうです。その果樹園にクマが来て、補殺されています。
集まることが、大きな力に、今こそクマ救えの声を、大きくつないでいきましょう。

今回植えた苗木が大きく育ち、森になるのはいつのことでしょうか。ここには、クマ、サル、イノシシはじめ、いろいろな動物が棲んでいるようです。いつか彼らが安心してすめる場所になるとよいですね。

来年の初夏には、草刈りなど苗木の手入れを行う予定です。成長した苗木の世話は、本当に楽しい作業です。ぜひまた、おいでください。
最後に、国見町佐藤町長はじめ地元の皆様には、今回も準備から当日の車出し、植樹指導など、大変お世話になりました。

心よりお礼申し上げます。みなさま、ありがとうございました。(早く、福島県・宮城県にも手を挙げる人たちが現れて、リーダーが誕生してほしいですね。)

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