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表情豊かな八幡平クマ牧場のヒグマたちに会ってきました 7月22日

この日はあいにくの雨でしたが、ヒグマたちは雨に濡れることが気にならないようです。多くが運動場に出てきて、東京のくまもり会員が送ってくれたにんじんをもらって、おいしそうに食べていました。元牧場主の長崎さんによると、晴れの日は暑いので、最近はずっとプールに浸かっているということでした。ここのプールは深いので、さぞ、気持ちがいいだろうと思います。

 

ヒグマたちの顔を1頭1頭眺めてみました。みんなすっかりおだやかな顔になっており、表情豊かでした。話しかけるとじっと聞いています。今は、毎日食事を与えられ、世話もしてもらっているので、食べ物の取り合いをしなくなったと、長崎さんが言われていました。残飯を与えていた時と比べると、ずっとスリムで健康的になったということです。

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残念ながら、調子の悪いクマもいて、彼らは運動場の下にある獣舎で、食事をもらっていました。うち1頭は、すでに床ずれができており、抗生物質入りパンをもらっていましたが、高齢で治りそうにもないということでした。11月には20頭そろって、新しい天地である阿仁に行きたいのですが、行けるのは19頭になるかもしれないということで、胸が痛みました。

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ヒグマたちの食料ですが、最近、大舘市にある大きな食品工場が協力してくださるようになり、無料で、野菜や果物の切れ端を大量に提供してくださっているというので、見に行きました。この日は、パイナップルを加工したあとの芯などを、大きなペール缶に5缶もいただきました。いくらヒグマたちでも、食べきれないと思います。ドッグフード、キャットフード、パン、野菜、魚、果物など、バランスよく与えているということでした。食料やインフラなど、八幡平クマ基金が、ずっと11月末まで支え続けます。

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