くまもりNews
ナラ枯れで枯れかけたコナラが、炭撒きで生き返る (大阪府箕面市)
今年の6月30日、ナラ枯れが広がる箕面市の里山で、NPO法人箕面山麓保全委員会のみなさんにご協力をいただき、川嵜くま森群馬県支部長が、ナラ枯れで枯れかけのコナラの根元に炭を撒きました。このままだと、今年の夏には枯れると言われていたコナラです。(7月12日付ブログ参考)
あれから4か月半、11月12日に、あのコナラがどうなったか見に行ってきました。
夏には枯死が予測されていたコナラの3本の枝 11月12日撮影
何と、枯れるどころか、3本のどの枝にも、葉がたくさんついていました。枯れなかったんだ。カシノナガキクイムシは、もう季節ではないとのことで幹にはついておらず、カシノナガキクイムシの穴あけによる木くずも、もう見られませんでした。
さっそく、その場で、群馬県川嵜支部長に電話で報告し、共に喜び合いました。炭によって酸性土壌が中和され、木が元気になって、虫の攻撃に打ち勝ったということだそうです。