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本部自然農  雪の収穫祭  12月7日

いよいよ今年最後の田んぼの作業です。雪です。しかも20cmは積もっています。

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やはりここは、山里なんだと再認識しました。冷たいけれど、まずは、ネットはずしとワラを田んぼに返す作業をします。

草を刈って、田んぼに入れる予定でしたが、雪の下なのであきらめました。

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初雪にはしゃぐ人、雪だるまを作る人、昼食の準備をする人、19名の参加者はみんな自由に楽しみながら、今年最後の田んぼでの時間を過ごします。

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お正月用に刈り残した黒豆を収穫しました。この黒豆はあの素晴らしく深い味の枝豆です。

皆さんに持って帰っていただきました。

 

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囲炉裏で暖かくなった部屋でとれたての農林22号をいただきます。おいしい!おかわり!食べ過ぎてしまう!1年間の成果です。

地元のKさんもお話に来てくださいました。「今年はうちも天候が悪くて2割減だったよ」と慰めてくださって自家用米をみんなにおすそ分けしてくださいました。来年は考え付くあらゆる改善と手立てをして、気持ちも新たに再スタートを切ります。最後に、今年も田んぼを快く貸してくださったKさんをはじめ、ご参加いただいた方、ご協力いただいた方、すべてに心より感謝申しあげます。ありがとうございました。

 

 

<塾生の方々の感想文です>

1年間有り難うございました。
自然との関わりの中で作物を育てる農業の大変さ、手仕事中心で人々との協力がなくてはなりたたなかった(今日でも)自分の親達世代の苦労が少しわかったように思います。農機具も大切に残されていて懐かしく使えました。お世話になりました。(RY)

 

「自然農での米作りがあるのよ」と山仲間であるOさん夫妻から聞いた時、なんのためらいもなく「行ってみたい!」と返事。
私は「野菜作り」「花づくり」は経験があるのですが「米作り」は初体験。
自然農の米作りにまずもってびっくりしたのは、「どうして、、、?」「こんなところに、、、?」
「雑草と、、、?」「肥料もなしで、、、?」(とうてい受け入れがたい状態の田んぼにびっくり)でも参加したからには「相手」を知る必要があり、手にした本は「川口由一」著。
「うーん」と思いながら(自分の無知と戦いながら?)自分なりに反芻しながら勉強させてもらう。結果、見えたものは「ここはひとつの宇宙なんだな」ということ。もう少しこの宇宙と遊んでみたいと思っています。(KI)

 

始めに三月から十二月のながきにわたり無償のお世話をしてくださったことに感謝しお礼申し上げます。三月の座学で披露して頂いた稲穂の豊饒さは今でも印象に残っています。一泊の合宿行事も思いがけない企画で、学生時代に戻ったような楽しさでした。米作りはその作り方というよりも自然農法の「心」をお教えいただいたと思います。また、畦づくりの大変さなどを思うと生半可な気持ちではお米は作れないなという事も学びました。本当にありがとうございました。(KA)

 

 初めての体験で大変興味深く参加させていただきました。清々しい野山の空気、又、皆さんとの会話など楽しく参加できた事は大変良かったと思います。4月から6月苗作りに始まり、種まき、畦塗、水入れ、田植え、シカやイノシシ除けのネット張りと作業が進行致しました。8月から11月の草取りは雑草が茂り、稲と雑草の区別が分かりにくく苦労したのを思い出します。今はなんでも店頭で買える時代です。このような大変な作業を経て収穫の喜びを成し得たのだと貴重な体験ができました。今回は思ったほど期待できる収穫ではありませんでしたが、これも色々と勉強になりました。さいわい同時に植えた黒豆は良く出来て美味しく頂きました。耕さず、無肥料、無農薬、そこで生きている虫や草と共存し、安全な米作りの体験ができ意義のある経験をさせていただきました。最後にいろいろな方とお会いしお話ができたことを感謝いたします。(TT)

 

 

 

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