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2月19日 熊森主催「森・動物・人を守る県民のつどい」(西宮市民会館)に108名

今回初めて「奥山水源の森保全・再生議員連盟」の議員と熊森のコラボによる兵庫県民のつどいが実現しました。今回登場して下さったのは、現在、議連事務局長として大活躍して下さっている石井登志郎衆議院議員です。熊森会員、石井議員支持者、一般市民など、芦屋市民・西宮市民を中心に108名が参加してくださり、みなさん最後まで熱心に耳を傾けてくださいました。会場の反応は大変好評で、次回からはぜひマスコミに来ていただくべきだというある参加者の感想に、一同深くうなずいておられました。

「議員を自然保護に動かせるかどうかは、皆さん方選挙民次第です」会場を笑わせながらも、誠実いっぱいに語る石井議員の30分間講演。こんな議員もおられたのか・・・一同興味深く聴き入っておられました。熊森国会担当スタッフからは、今国会が取り組んでいる「森林法」改正についての熊森見解の説明やロビー活動の報告がありました。

第2部は、2010年度兵庫県絶滅危惧種ツキノワグマ70頭捕殺報告とその究明へです。捕殺された70頭のクマの中には、こぐまも7頭いました。猟友会員でも、こぐまは殺せないという方が結構います。兵庫県森林動物研究センターの専門員(県庁職員)や県民局担当職員がこぐままで殺していたことに、みんなショックを受けていました。昨年秋、同じ状況に陥った岡山県での捕殺はゼロ、滋賀県での捕殺は9頭です。いかに兵庫県が捕殺に走ったかが、わかります。
また、熊森本部からは、クマを殺さなくてもクマ問題を解決する方法があるのに、論文を書きたい研究者がクマの解剖を相当数望むことや、兵庫県のマスコミがこのような重大な事実を報道しようとしないこと、行政とつながっている研究者たちのクマ生息推定数の過大算出法の問題点などを指摘しました。この情報過多社会の中で、操作された大本営発表ばかりが突出し、大切な真実が報道されないことに、一同危機感を募らせました。

最後に、若グマ隊の19歳大学生が、「このような会に、もっと若い人たちが参加してほしい。次回の集まりには、子供さんやお孫さんも誘って是非ご参加いただきたい」と訴えると、会場から大きな拍手が沸き起こりました。

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