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本部:クマ目撃情報があった現場へ

今年は山の実り凶作です。10月に入って兵庫県のクマ目撃数も急増。

 

午前6時10分、集落近くの畑でクマ目撃の新聞情報 

 

<現地調査へ>

 

本部が現地に行くと、集落の裏の畑に、鉄格子でできた箱罠が4基仕掛けてありました。

中には米糠と食パンが入っていました。罠を設置した猟師の方にお会いして、長時間いろいろとお話をお伺いすることが出来ました。

 

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写真右上が箱罠

 

この方は、都会に永らく出ておられ、5年ほど前に帰郷されたそうです。

山には興味がないようで入っておられず、森林内部の大荒廃ぶりはご存じないようでした。

シカもクマも野生動物は人間に害を及ぼすので、山から出てきたら片っ端から殺しておかねばならないと思い込んでおられました。

 

畑に掛けた箱罠にシカがかかり、1週間ほど放置しておいたら弱ってきたので殺した。箱罠から死体を引き出したが、雨が降ってきたので外に放置して帰った。早朝、クマがそのシカを食べにきているのを住民が見つけ、警察に通報されたとのことでした。

 

裏山にはクマが1頭棲んでいて、このクマはあちこちで目撃されて目撃数を増やしていると言われていました。このクマは山から出て来ても、この方が睨むと山の中へ逃げ帰って行くのだそうです。

民家の裏の畑にクマが出て来るのは良くありませんが、今回の場合は、人間がシカやクマを山からえさでおびき出しています。

 

本部は、クマ目撃現場をいくつか回って現地調査をしています。

 

 

 

 

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