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くまもりNews

12月12日 水道水はどこからくるの?神戸市の保育園で今年最後のくまもり環境教育

吐く息の白い、身体が震えるような日でしたが、

子どもは風の子!元気いっぱいにお出迎えしてくれました。

 

今回の環境学習のテーマは「水」。3~5歳の園児が対象です。

 

海や川の生きものはもちろん、私たち人間の暮らしを支える水が、

森から来ていることを、学んでいただきました。

 

水道の水って、どこから来るのかな?と聞くと、「雨?プール?海?川?」と、意見は千差万別。

 

そこで紙芝居「ぴっちゅんのぼうけん」を通して、森に降った雨がゆっくりと土の中を旅し、いずれ川の水となって、お家の水道までやってくることをお話しました。

水は森からです。

 

「川にはどんな生きものが棲んでいるかな?」

 

森からの栄養たっぷりの水は、海や川の生きものにも、私たちにとっても、大切なんだね

 

「わたしはだれでしょう?」では、水に扮したスタッフが、

水の精(?)になりきって!クイズを出しました。

子どもたちは、迫真の演技に大笑いです。

箱に話しかけると、どこからか声が・・・

 

最後は恒例のくまもりダンス♪どんどん速くなる音楽に、みんな大はしゃぎ!

 

面白い・楽しいという感情は、ずっと心に残ります。

子どもたちの心に学びが残る、

そんな授業をめざしたいです。

 

この園は法人会員として、日頃より、くまもりの自然保護活動を支えてくださっています。

 

最近、自然体験や食育の一環で、栽培体験を導入されている保育施設が多くなっていますが、この園では、四季折々の作物を育てており、子どもたちはほぼ毎日、畑を訪れます。

収穫した野菜は、その日の給食で使われたり、時には子どもたち自身で調理したりするそうです。

 

今や、多くの野菜が1年中スーパーで買える時代ですが、園児は、野菜にも季節があることや、本当の意味で自然の恵みをいただくということを日々学び続けており、本当に素晴らしい取り組みだと思いました。

 

因みに、毎日畑作業をするうちに、子どもたちの目は肥え、今ではおいしいイチゴの見分け方もマスターしているそうです!

おもしろい遊具がたくさんありました!

 

☆☆☆

 

 

今年の環境学習は、これで最後となりました。

お世話になった関係者の皆様、本当にありがとうございました。

来年も、子どもたちと自然を繋ぐ懸け橋となれるよう、環境教育チーム一同、がんばってまいります!

 

2018年が、全ての生きものにとって、良い年となりますように♪(SY)

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