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7/28 箱罠で捕獲されたクマがどう行動するか、クマを知る貴重な映像をごらんください(東北)

[動画付き記事 新聞社が公表している動画はコチラ]

(新聞より)2012年07月28日 午前5時ごろ、畑に仕掛けてあっ たわなにメスグマ1頭が掛かっていた。ここの畑では、サクランボの実をクマに食べられる被害があり、枝が折られるなどしたため、地元猟友会がわなを設置し ていた。熟したウメの実を食べるため畑に来たとみられる。地区で今シーズン捕獲されたのは4頭目。
(熊森から)地元に問い合わせたところ、有害捕獲用の箱罠の中に誘引剤として入れられていたのはハチミツ。以前サクランボを食べたのは、本当にこのクマなのかたずねたところ、わからないとのこと。
解説(ハチミツを仕掛けると、クマは遠くからでもやって来るので、クマ違いである可能性も十分ある。このクマは檻から逃げたい一心で、必死で檻の外の土をかいたり、檻の横の石を檻の中に持ち込もうとしたりしてかなわず、檻の鉄格子に歯で思い切りかじりついて鉄格子を折ろうとしてこれもできずパニックに陥っている。カメラが近づいてきたら、ついに殺されるのかと思い、恐怖の余り、必死に振り払おうとしている。ふつう、箱罠でクマを獲ると、このようにクマは逃げようとして歯をすべて折り、口中血だらけになっている)
土曜日に罠にかかったので、行政には連絡していないとのこと。日曜日に猟友会で相談して撃ち殺した。行政には、月曜日に知らせた。殺したクマの体の処理も、猟友会任せ。
要望
捕獲したクマを生かすか殺すか、わが国では先進的な行政以外は、クマ対応は全て猟友会任せとなっている実態がこの事例からも浮かび上がってくる。これが一般的である。しかし、わたしたち多くの国民は、野生鳥獣対応を猟友会任せにした覚えはない。行政に、しっかりかかわっていただきたいと願って、県民税や市民税を払っているのだ。まず、改革の第一歩として、行政が現地に行って、行政の力で判断するところから始めていただきたいと強く要望する。
フィード

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