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祝 国内初、ダム撤去に着手 熊本県球磨川荒瀬ダム

(熊森より)遅ればせながらも、これからはダム撤去を公共事業にしていきましょう。

以下、毎日新聞

現場発:球磨川の清流、再生は不透明/河川法上で全国初

/熊本・荒瀬ダム撤去開始

2012年09月01日

8基の水門が全開されている荒瀬ダム。川上から見て右岸(写真左側)の水門から撤去していく=熊本県八代市坂本町荒瀬で
8基の水門が全開されている荒瀬ダム。川上から見て右岸(写真左側)の水門から撤去していく=熊本県八代市坂本町荒瀬で

日本三大急流の一つとして知られる、熊本県の球磨川。その中流にある県営荒瀬ダム(同県八代市)の撤去 工事が9月1日に始まる。河川法で定義されたダム(高さ15メートル以上)の撤去は全国初で、川にどんな影響を与えるか注目されている。同県は「清流」と たたえられたダム建設以前の自然環境復活を目標に掲げるが、上・下流にはまだダムや堰(せき)があり、地元の悲願「清流復活」が実現するかは不透明だ。 【取違剛】

ダムの撤去はこれまでに宮崎県都城市の轟(とどろ)ダムなど小規模水力発電用ダムで先例があるが、いず れも現在の河川法ではダムとみなされない小規模なもので、高さ25メートルの荒瀬ダムのような大規模ダム撤去は初めて。業界団体や学会の関心は高く、熊本 県には情報提供の希望が相次いでいるという。

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