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栃木県内のある新聞の、県内の今年のブナ・ミズナラといったクマの食糧は比較的多いという記述に、 熊森会員が疑問

栃木県会員から、記述に疑問があるとして、10月3日付けの栃木県内某新聞記事のFAXが送られてきました。

<この新聞記事の疑問に思った部分>

今年、栃木県でのクマ出没が多発しているが(すでに捕獲46頭)、宇都宮大学の教授の発表では、今年はブナやミズナラといった食糧は比較的多く、出没増加の原因ははっきりしないという。・・・

 

さっそく、会員が、新聞社に電話したところ、この新聞社では、記者につないでくださり、記者さんと色々話せてとてもよかったということでした。

 

<熊森本部からも、栃木県庁担当者にに確認>

栃木県庁

●高原地域のブナ・イヌブナは宇都宮大学に調査を依頼した→並作(枝についている数を見ただけで、シイナ率までは見ていない)

 

●それ以外の山については、栃木県庁が調査

ミズナラ・コナラ→不作

 

栃木県内のクマ推定生息数 85頭~323頭、今年すでに猟友会には、狩猟自粛を通達済み

捕獲したクマを放獣してあげたいが、放獣させてくれる所がないので殺処分しているということでした。

 

新聞記者も、県庁担当者も、大変丁寧に誠実に対応してくださいました。こんな人たちが増えてほしいです。若い記者さんは、もっとしっかり取材して記事を書くべきだったと、反省されていました。

 

この国をいい国にしたければ、気づいた国民が、もっともっと勇気をもって、いろんなところに声をあげていくべきだと思います。

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