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八幡平クマ牧場に残された21頭のヒグマの今後の食糧支援

八幡平クマ牧場では、11月から、これまで病院などから頂いていた残飯給餌が全面的に中止されました。

 

現地からの情報によると、ツキノワグマたちは皆、与えられたドングリを、本当においしそうに食べていたそうです。しかし、ヒグマたちは、一応ドングリを食べましたが、ツキノワグマほどには、好物とは見えなかったということです。

 

八幡平に残されたクマたちは現在、ヒグマだけになりました。ドングリやクリは、クマがいちいち皮を外して食べるため、皮がたまって配水管が詰まる原因となります。同牧場では今後の送付はご遠慮願いたいということです。

 

歓迎する食料送付は、リンゴ、キャベツ、サツマイモ、ニンジンです。リンゴは、芯まで全て食べるので、配水管が詰まる心配はないということです。ジャガイモは食べない。カキは与えたことがないからわからないが、もしヘタを残すようであれば、県職員のみなさんが、へたを切り取って与えてみたいということです。

 

主食には、クマペレットとドッグフードを与えています。

 

八幡平クマ牧場では、今冬も、冬ごもりをさせない方針で対応するということでした。これまで冬ごもりをさせたことがないため、冬ごもりを初めてさせて死なせてはいけないからだということです。

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