くまもりNews
八幡平クマ牧場死亡事故から1年
2名の死者と6頭の射殺熊を出した、昨年4月20日の痛ましい八幡平クマ牧場の事故から1年が経ちました。
以下は、本日4月19日付け秋田さきがけ新聞記事の記事です。
クマ牧場元経営者の長崎さんの「事故前から経営は成り立っていなかった。もっと早くに行政や愛護団体に窮状を訴え、廃業に向けた支援を仰ぐべきだった。そうしていたら、最悪の事態は避けられた」という言葉が、胸に残りました。
本人の努力が足りなくてうまく行かない場合に手を差し伸べると、その人を甘やかしてダメにしてしまいますが、人間には一生懸命取り組んでも、うまく行かない時があります。その時は、救いの手が差し伸べられる社会でありたいと思います。
1周忌となる明日は、亡くなられた2名の方と、射殺された6頭のクマたちに、そっと手を合わせたいと思います。八幡平クマ牧場では、長崎さん主催の法要が営まれる予定だそうです。