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4月11日 1999年実施、動物の棲める森復元植樹地を訪問 (兵庫県朝来町)

1999年当時、兵庫県尼崎市立園田東中学校3年生が、義務教育最後の遠足として、人工林地帯の真っただ中の朝来町の山で、スポット状に実のなる木の苗木を植樹してから、13年の年月が経過しました。

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久しぶりに、植樹地を訪れてみました。

早春につき、大きく見事に育ったクリやクヌギは、落葉したまま、または枯れ葉が付いたままの状態でした。ここまで苗木が大きくなれば、シカガードは、今はもう全く不要です。去年の秋、たくさん実がついたらしく、地面には、栗のイガなどが無数に落ちていました。シカの糞が所々に落ちていました。シカがここで、落ちた実を食べてくれていたらいいなと思いました。養分のない痩せ地だからでしょうか、地表は、アカマツの自生苗や、ススキでびっしり覆われていました。

 

当時、美術の先生が願いを込めて作ってくださった記念杭がまだ立っており、なつかしかったです。

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このあたり一帯は、2004年の大雨で、何カ所も人工林が土砂崩れをおこし、長い間通行止めになっていました。現在、道路はきれいに復旧されていましたが、まわりの山は、相変わらず放置された人工林のままで、13年前と比べて、全く山は改善されていませんでした。いつかこの山の景色を、変えてみせたいです。

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