くまもりNews
6月9日 休耕年の田んぼの水引き作業・黒豆植え付け 本部自然農チーム
今年は、梅雨入りしたというのにまだ一向に雨が降っていません。
田んぼにはレンゲの花が咲いています。可憐な花に目をとめていると、「鹿が死んでる」という声が。
前回5月26日作った池のすぐ近くで、まだ背中に斑点の残っている鹿が腐乱し始めていました。
お水を飲みに来たのでしょうか。田んぼの外の土手に埋葬しました。
モグラよけに波板をしっかり立てて、お水が外に漏れるのを防ぎます。
すき間のないように埋めていくのは結構大変な作業です。
上の田んぼでは黒豆を植えるためのシカよけネットを張っています。
鎌の先で少し掘った土の中に黒豆を1粒ずつ20㎝間隔ぐらいで植えつけます。
稲を作らないのにお水を張るのは、水生の生き物たちが今年も
例年と同じように元気に棲めるようにとの想いからです。
次回は田んぼの中や池の中で水生の生き物がどれほど見つけられるか調査をしたり、
土手や外回りの草刈りをして田んぼに入れる予定です。
1回だけでも田んぼを見てみたい方や昆虫や水生の動植物に興味のある方は
次回ぜひ、ご参加ください。
作業量の詰まってない今年はゆっくり田んぼを体験していただくチャンスですので。(H)