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狩猟や捕獲の規制緩和に反対の声をあげて下さい パブリックコメント③

12月17日締め切り環境省パブリックコメント

<鳥獣の保護及び狩猟の適正化につき講ずべき措置についての素案>がめざす狩猟や捕殺の規制緩和

ー素案概要ー

①シカやイノシシを望ましい個体数にまで下げるために、これまでの狩猟者や鳥獣被害対策実施隊員だけではなく、認定業者に効果的な捕殺をお願いするようにしていく。

②農林業者は、被害を防止する目的で、狩猟期間だけではなく事業地内で時期を問わず、許可なく囲い罠や箱罠を用いて狩猟鳥獣を捕殺できるようにする

③地域の若い捕殺従事者を確保するため罠猟・網猟に限り、農業高校等の在学中に狩猟免許が取得できるよう、狩猟免許を現行の20歳から引き下げる

④シカなどの個体数が増大している鳥獣については、許可なく捕殺しても良いこととし、鉛弾を使用していないという条件で、捕殺個体を現場に放置しても良いこととする。

⑤シカの捕殺は、安全管理を厳格に行えることを条件として、夜間発砲を限定的に認める。

 

<実際のパブリックコメント要領>

氏名、住所、電話番号を書いて、

〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎5号館 環境省野生生物課鳥獣保護業務室宛て <鳥獣の保護及び狩猟の適正化につき講ずべき措置についての素案>に関する意見と書いて、1217日までに出す。郵送。FAX03-3581-7090。メールshizen-choju@env.go.jpのいずれかまで。

 

 意見例

①7ページ13行目 捕獲認定事業者に効果的な捕殺を行ってもらう。

→意見 反対 公的機関が透明性を持って行うべきである。。

 

②8ページ13行目 農林業者は、狩猟期間だけではなく事業地内で時期を問わず、許可なく囲い罠や箱罠を用いて狩猟鳥獣を捕殺できる。

→意見 反対 クマの錯誤捕獲が続出することが考えられるため、クマの冬眠期間以外の罠かけは禁止する。

 

③8ページ27行目 農業高校等の在学中に罠猟・網猟の狩猟免許が取得できるようにする

→意見 反対 罠猟・網猟には錯誤捕獲などの事故が付き物。高校生ではまだ判断力が弱い上、責任が取れない。

 

④9ページ2行目 シカなどは、許可なく捕殺しても良い。鉛弾不使用ならば、捕殺個体を現場に放置しても良い

→意見 反対 捕殺が暴走する。鉛弾使用不使用を確かめられない。鉛弾不使用であっても、大量のシカ死体が放置されることにより、野生鳥獣の生態が狂ってしまう。

 

⑤9ページ7行目 夜間銃を限定的に認める、

→意見 反対。こんな狭い国では、必ず事故が多発する。

 

その他

 

⑥12ページ18行目 山中で回収できなかったシカ個体を、猛禽類等が採餌すること等により鉛中毒被害が増加することが懸念されるため、非鉛弾の普及をはかる必要がある。

→意見 強化賛成  早急に非鉛弾銃への切り替えを義務付けるべきである。猛禽類だけでなく、クマ、タヌキなど多くの雑食性動物が、鉛散弾を浴びたシカ肉を大量に鉛玉ごと体内に取り込んでいることが考えられる。強力な胃酸によって溶け出た鉛が体内をめぐり、悲惨で取り返しのつかない鉛中毒を招くことは、よく知られている。1日も早くスチール弾銃へ切り替えるべきで、銃転換にあたっては、猟友会員への補助金措置が必要である。

 

 

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