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4月12日 くまもり福島会津地区主催講演会 「原発と人間、そして牛の泪」に130人

この度、くまもり福島会津地区が、鶴ヶ城のそばにある会津若松市民文化センターで、講演会を持ちました。講師は、福島県浪江町で、被曝して売り物にならなくなった360頭の牛を、自身の被曝も顧みずに守り続けている、「希望の牧場」吉澤正巳氏です。

 

 

以下は、講演会ちらし

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福島第一原発事故により、牧場の放棄と家畜の殺処分を命じられた畜産農家たち。「死の町、絶望の町、私たちの町は、チェルノブイリになったのだ」吉澤さんは訴えます。

 

 

「会津に暮らす私たちも、共に考え語り合いたい」 くまもり会津地区の皆さんの呼びかけに応じて、小さな町にもかかわらず、130名の方がお集まりくださったそうです。講演後、活発な質疑応答が90分間も続き、4時にやっと閉会できたといううれしい悲鳴でした。大成功ですね。企画準備に携わって下さったみなさん、当日ご参加くださったみなさん、応援して下さったみなさん、どうもありがとうございました。

 

 

同会場で4月12日13日の2日間開催した写真展の方も好評でした。

写真

■つながれたまま死んでいった牛たち

■のら牛となり殺処分されていった牛たち

■今、生かされ続けている牛たち

 

 

<熊森本部から>

くまもり会津地区の会員の皆さんは、トラスト地の中にある2ヘクタールのクリ園を整備したり、会員所有地に、野生動物たちのために、実のなる木を植樹したりする活動を続けてくださっています。

 

 

会津の農家会員の中には、「希望の牧場」に米ぬかなど牛の餌を運び続けておられる方もいます。農家は、農業をしていると、絶えず小さな動物たちと出会うことになるので、日々、人間以外の多くの命について考える機会が多くなります。そのため、「この地球は人間だけのものではない」と、日々、実感するようになりますと、その農家の方は話されていました。

 

 

 

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