くまもりNews
8月29日 くまもり本部 食品株式会社で環境教育
8月29日(金)に、兵庫県西宮市にあるU食品株式会社の能力開発センターで、若い学生さんたちに環境教育をさせていただきました。
今回のプログラムは、1時間目に授業「森と動物」、2時間目は1時間目の授業を受けて、みなさんで絵をかいてもらいました。
15名の学生の方々は、事前に当協会の小冊子「くまともりとひと」を読んで予習をしてきてくださっていました。
そのためか、学生のみなさんの興味や関心は強く、とてもよく授業内容を理解してくださったように感じました。くまもり紙芝居「どんぐりのもりをまもって」では、涙する学生さんも。大人になっても、子供の時の純粋な気持ちや他者への温かい思いやりの心をを失わずにいる学生さんたちに、授業者一同、感動をもらいました。
2時間目は「動物たちの棲める理想の森」を描こうという、グループワークです。
1時間目の授業を受けて、学んだこと、考えたことを基に、班に分かれて絵を描いてもらいました。
初めはどんな絵にしようか、学生さんたちはずいぶん悩んでおられる様子でした。しかし、班で描きたいことがまとまってからは、時間いっぱい一生懸命に取り組んでくださいました。
最後は、班ごとに、自分たちが考えた理想の森をしっかりと発表してくださいました。
「人間と動物が仲良くする」「間伐をして、下草の生える森をつくる」等、動物たちが幸せに暮らしていくために、人間が出来ることに着目していた班もありました。
それぞれの班にしかない特徴があり、私たちも楽しく聞かせていただきました。
熊森環境教育プログラムは、森や動物の危機的な現状を伝えるとともに、1人1人の小さな活動が森再生の大きな力になっていくという意識を、みなさんに持ってもらうことを目標としています。
より良い環境教育をめざして、今後も熊森環境教育チームは練習・実践を重ねていきたいと思います。
本部では、毎月第1土曜日午後13時半から例会を開き、練習しています。環境教育をしてみようという方なら、初めての方でも大歓迎。お気軽にご参加ください。次回の本部での環境教育例会は、9月6日(土)です。
U食品株式会社 能力開発センターの皆さん、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。