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10月12日 どうする 豊能町誤捕獲グマ 高槻市で緊急集会

もう10月です。いつになったら大阪府で誤捕獲されたクマは山に返してもらえるのでしょうか。

熊森は、ありとあらゆる手を使って、このクマが、元いた山に返してもらえるように運動し続けてきました。わたしたちは、何も新たなことや変わったことをしようとしているのではありません。

1頭のクマを、元いたところに返す。原状回復するだけです。こんな簡単な、10分で終わることを、いまだに行政はしようとしません。

ドングリが落ちている今でなければ、今年はもう山に返せなくなります。事情が分かっている内輪の者だけで、高槻市で緊急集会を持つことにしました。ある国会議員が、お忙しい中、秘書さんと参加してくださったのには、感激でした。

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 あいさつをする大阪北地区 地区長

 

森山会長が、どこで何が起きてどうなっているのか。何が問題なのか。これまでの経緯を説明しました。

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近畿地方全府県で守られている誤捕獲グマの放獣が、大阪府ではなぜ殺処分になってしまうのか。森山会長の説明

 

次に本部クマ保全担当者から、法律はどうなっているのか、他府県での誤捕獲グマの扱い、大阪府が出したクマ出没対応方針のどこが問題なのかなど、資料やデータをもとに、詳しい説明がありました。

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 資料を基に詳しい説明

 

参加者からの質疑や意見のあと、いったん解散して、残れる者だけで残り、時間いっぱいまで、今後の対策を話し合いました。

 

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現在の政治や行政の裏を知れば知るほど、生き物たちの命や自然を守ることは難しい状況であり、どうしたものかと考え込んでしまいます。

とにかくみんなで一致した結論は、大阪府で誤捕獲された今回のクマの命を守ることを第一に、熊森は行動するということです。

 

参加者から、後日、「参加してほんとうに良かった。会員だけれど、わかっていないことがたくさんあった」などの、お礼が届きました。会員でさえ、よくわかっていないのなら、一般の大阪府民や国民は、なおさら、何が起きているのかわかっておられないのではないかと心配になりました。

このような集会を、少なくとも、大阪府各地で持っていかねばならないと感じました。緊急集会にご参加くださったみなさん、ありがとうございました。もしこのクマを熊森が大阪府内で保護飼育することになったら、お世話に通うと言ってくださったみなさんが、何人もおられ、本部としては意を強くしました。

 

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