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「野生動物大量駆除の前に、奥山復元・再生を」  高野山真言宗兵庫研修会での森山会長の訴え

11月28日、有馬グランドホテルで開かれた高野山真言宗兵庫県集会で、森山会長の90分間講演がありました。

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ここに来て初めて、空海という方の人となりを少し教わる機会を得て、感銘を受けました。

来年は、高野山開創1200年だそうです。

1200年後も全国に信徒がたくさんおられるというのは、すごいことだと思いました。

 

<以下、会長講演から>

今の世の中、どこまで人間は自分勝手で、弱い者いじめを続けるのか。

リニア中央新幹線問題、沖縄辺野古基地問題、原発再稼働問題、野生動物大量駆除問題・・・

現地では泣いている弱者、怒っている弱者でいっぱいなのに、強大な力を持つものが蹴散らしていく。

国を挙げて、弱い者いじめをしている。

 

 

でも、この現実を知る人は少ない。

強者の論理しか伝えなくなった大手メディアの罪は誠に大きい。

 

 

人間は、これだけ科学が発達した21世紀の今も、自然に生かされている、生かされているだけに過ぎない動物です。

近代文明は、命を生み育む奇跡の星地球の自然環境を、科学技術によって破壊し続けています。

 

ここまで来たら、人間よりももっと大きな力を持つもの、宗教のようなものの力によって、

人類が進めている破滅型現代文明の方向転換を図るしかないのではないでしょうか。

 

 

宗教界のみなさんに、文明の方向転換への期待の言葉を伝えて、会長講演が終わりました。

これからいろんな宗教界のみなさんに、熊森が、わが国の森や動物の現状を語っていかねばならないと思いました。

 

講演会終了後、老僧がやってきて、今日の話を高野山開創1200年でやってほしいと言って帰られました。

 

講演会を企画して下さったみなさん、参加して下さったみなさん、ほんとうにありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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