くまもりNews
1月15日 尼崎市の小学校で環境教育
1月15日に、兵庫県尼崎市内の小学校で、
3学年を対象に、環境教育をさせていただきました。
今回は、8人で授業に臨みました。
5年生『森と人間』
前半は、私たち現代人にとって森が必要かどうか、
昔と今の生活を比較しながら考えていくプログラムです。
さすが上級生、少し難しいお話でも、みんな真剣に耳を傾けてくれました。
後半は、森の現状とこれからについて。
8000年前から今に至る、世界の森の面積の減少を図示したところ、
子どもたちからは驚きの声があがりました。
1年生『もりとどうぶつ』
クマの食べ物クイズや紙芝居を通して、森が動物にとって
なくてはならない存在であることを伝えるプログラムです。
食べ物クイズでは、みんな元気いっぱいに手を挙げてくれました。
一方、紙芝居が始まると、子供たちは、とたんに真剣なまなざしに。
子どもたちが集中して参加してくれている様子に、私たちもやりがいを感じました。
3年生『森の力と動物』
自然の森と人工林を、「動物」「土」「水」「建材」の4つの観点で比較しながら見ていきます。
各観点をクイズ形式で見ていくのですが、みんな活発に発言してくれました。
木の根っこ比べでは、「おお~」とみんなどよめきの声。
視覚的な授業の大切さを実感します。
環境教育を終えて
今年も、子どもたちから大きな元気をもらい、楽しい一日となりました。
そして、授業者として、今回もたくさんのことを学ばせていただきました。
森や自然とかかわる機会の少ない都会の子どもに、
どうやったら自然の事を伝えられるのか、時々悩むことがあります。
しかし、実物を見せたときの、子どもたちのきらきらとした表情に、
子どもたちの心の中には、もっと自然を知りたいという意思があるように感じました。
私たちの環境教育が、子どもたちの自然への興味関心を引き出す
きっかけになれればと願い、これからもがんばっていこうと思います。
この学校で授業させていただくのは、今年で連続13年目。
毎年、環境教育の機会をいただけていることに、心から感謝です。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。
<くまもり本部環境教育チーム定例会のお知らせ>
環境教育部は、毎月第2金曜日午後13時から、
西宮市の本部事務所にて定例会を開いております。
次回は、2月13日(金)13:00~です。
現在は‘水’をテーマにした新プログラムを考案中。
初めての方でも大歓迎ですので、どうぞ、お気軽にご参加ください。(SY)