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1月30日 兵庫県西宮市快挙 人工島で3人にけがをさせたイノシシを捕獲し、山奥に放獣

「今、東京のテレビで、3人の人達に軽傷を負わせたイノシシを、西宮市が捕獲して、山奥に放してやったというニュースが流れています」

朗報第一報は、東京都の会員からでした。

 

くまもり本部は西宮市にありますので、わたしたち西宮市民としては、市担当者のみなさんのやさしさに本当に誇らしい気持ちになりました。

市役所には、多くの西宮市民から、イノシシを捕まえるのはいいが、殺さずに山に放してやってほしいという声が届き、最初、殺処分を考えておられた市の担当者たちが、方針を変えられたということです。

殺処分一辺倒の今の日本で、本当によくやってくださいました。

これぞ真の日本文化です。子どもたちも胸を痛めなくてすみます。ありがとうございました。

 

以下、産経新聞1月31日の記事です。

 

西宮イノシシ襲撃問題、殺処分

    →  一転放す 「うり坊」目撃情報、親子か

 

兵庫県西宮市の人工島で捕獲されたイノシシ=30日(西宮市提供)

兵庫県西宮市の人工島でイノシシに襲われ、3人がけがをした問題で、西宮市は30日、島内の公園でイノシシ1頭を捕獲し、市内の山奥に放したと明らかにした。

イノシシは見つかり次第、殺処分する予定だったが、幼いイノシシ「うり坊」1頭の目撃情報が寄せられたため、親子である可能性に配慮して方針を変えた。うり坊も見つかり次第、同じ場所に放すという。

市によると、イノシシは体長約1メートル、体重60キロの雌。30日午前9時ごろ、猟友会の会員が公園内のわなに掛かったところを見つけた。

市は「他にイノシシを確認していない」としており、平成25年10月から同一のイノシシが目撃されたとみている。イノシシの妊娠期間は4カ月弱のため、島にすみ着いてから出産したとみられる。市産業部の岩崎敏雄部長は妊娠の経緯について「捕獲したイノシシが山に戻ったか、雄のイノシシが島に来てまた山に戻った可能性がある」と推測している。

市は今年1月中旬に3人が襲われた後、わなを増やしたり、公園にフェンスを置いたりしていた。

 

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