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豊能グマ、元気です & 獣舎建設進捗状況

2月の6日のご報告

日光を浴びて、大好きなイチゴをいただく豊能グマ。至福の時間です。

それにしても、たくさん藁を入れてもらっていますね。足が埋まっています。

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2月13日のご報告

山口県支部のみなさんから豊能のクマさん支援として、藁より水切れがいいというカヤや、果物などが、どっさり本部に届けられました。みなさん、ありがとうございます。

この日はこれらを持ってお世話に行きました。残念ながら、豊能グマは、ミカンやサツマイモ、ギンナンなどには、見向きもしませんでした。食べたことがない物は食べないのかもしれません。リンゴやクルミ等、いつも与えているものを食べました。

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カヤを檻に入れてもらう

 

2月20日のご報告

おなかもすいていないし、のども渇いていないようでした。きれいなお水を入れてやっても飲みませんでした。

リンゴとキウイを少し食べると、後は、檻の中ではしゃいでいました。

ヒノキの間伐材の輪切りはお気に入りで、うれしそうに齧ります。齧りきるとなくなることを覚えたのでしょうか。このごろは、いったんかみ砕いたかけらを拾って、さらに細かくかみ砕くようになりました。ときにはかじり甲斐のないようなほんとうに小さなかけらまで拾い上げて口に運ぶこともあります。退屈しのぎでしょうが、檻の中では、これしかすることがありません。

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ヒノキ間伐材の輪切り齧りに夢中の豊能グマ

 

ひとしきり遊び終えると、甘い干し柿の差し入れをぱくぱく食べました。殻付きクルミもあのかたい殻をパキッとよい音をたててかじります。ただ、かじるだけで、 あまり実を食べていないように見えます。おなかがすいていないのかもしれません。

 

3つあるステンレス製の水入れパッドが、2つしか見当たりません。1つは藁の中に入ってしまっているのだと思います。探しても見つかりませんでした。

 

お掃除の最後に、水入れバットをきれいに洗って底面にマグネットシートを両面テープで貼り付け、床に固定して水を張ったところ、ひとつのバットはさっそく軽々とクマにひっくり返されてしまいました。バットを置き直してもう一度水を張って帰りました。後で飲んでいるかな。

 

山口県支部差し入れのカヤ(茅)は、クマさんにとっては、ワラより馴染みのある植物だろうと思われましたが、クマさんは、ワラもカヤも区別せず同じように利用しているようでした。

 

 

●獣舎建設がどのくらい進んでいるか、建設現場を見に行ってきました。3月末には完成します。

 

 

くま保護基金は、現在600万円を超えたところです。みなさん本当にありがとうございます。

今回は、1500万円をめどに基金を集めています。

クマの場合は、よほど頑丈な獣舎でなければ飼育許可が出ないため、クマの獣舎を造るには、想像を超えた驚くほどのお金がかかります。

まだの方で、余裕のある方は、どうぞご寄付のほどをよろしくお願いします。

 

熊森は、このクマを飼うことでクマへの理解が広がり、クマの保全、クマの棲む森の保全・復元・再生が進むことを願っています。

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