くまもりHOMEへ

くまもりNews

4月25日 くまもりも参加しているリニア市民ネット・大阪 第3回勉強会報告 

リニアの多々ある重大な負の側面を、

国民は何も知らされていない。

いったん事業を凍結し、国民的議論を深めるべき

 

ジャーナリストの樫田秀樹氏が、「リニアって、本当に大丈夫?」という演題で、豊富な取材を通して知り得たリニアの数々の負の側面を、次々とご披露くださいました。

 

80人会場は満席。まだ、二リア乗り入れ工事が具体化されていない大阪で、これだけの人がリニアの問題点を知ろうと集まられたのですかと、講演冒頭、神奈川県から来られた樫田氏がびっくりされていました。

s-150425リニア勉325

 講演中の樫田氏 於:大阪市弁天町生涯学習センター4月25日

 

現在リニアは、政策を推進している国や一応事業主体とされているJR東海の顔色をうかがってか、「夢の超特急」という観点以外の報道は国内タブーとなっています。この日も、大阪の全マスコミに取材を呼びかけましたが、取材はゼロでした。

 

リニアの余りにも多くのかつ重大な負の側面を初めて知らされた参加者の方々は、それでもリニアを走らせようとする考えがあることを知って、戸惑っておられました。

 

リニア問題は、直接被害を受ける沿線住民だけの問題ではなく、速さのためには、全生物の命も地球環境も犠牲にしてよいという現代文明の病理を問う全国民・全人類の問題です。今後は、沿線外の町でも、リニア学習会を開催していきたいです。

 

この日、維新の議員さんの参加もあったそうで、うれしいです。超党派で勉強してほしいです。

 

次回のリニア勉強会は6月7日(日)、奈良県生駒市たけまるホールで14時から開催されます。資料代500円。

奈良県や三重県の議員、市民のみなさん、ぜひ、誘い合ってご参加ください。現在、熊森本部では、参加申し込みを受け付けております。

フィード

Return to page top