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7月10日 幼獣グマは捕獲後山奥に放獣をと、市担当者に願い出る→去年から市の嘱託職員である捕獲隊員(猟友会員)が拒否③

この幼獣グマが殺処分されそうになっているのは、市の意向によるものと判断した熊森は、4名で市の担当者を訪れました。事前にアポをとったところ、午後3時に来るようにと言われました。

 

午後3時にお伺いすると、いきなり、4時から次の公務が入っているので、1時間で終わらせてくださいと行政担当者に言われてしまいました。

 

熊森はあわてて、今回の幼獣グマを殺処分する必要などないと思うのに、なぜ殺処分を決定されたのか、行政担当者に聞き取りを始めました。しかし、この後、何を聞いても、質問に答えられたのは、行政担当者ではなく、全てが、去年から嘱託職員となったという捕獲隊員(猟友会員)の方でした。

 

この捕獲隊員が、このクマを殺処分しなければならない主な理由を6点あげられましたが、私たちにはどれも疑問で納得がいかないものばかりでした。

 

 

熊森から

行政担当者は、ふつう3年で部署が変わるので、一つのことに専門知識を持つのは難しいかもしれませんが、

捕獲隊員に任せずに、しっかり勉強して、行政担当者として自分の頭で考えて責任を持って答えていただきたかったと残念に思いました。

 

この後、熊森はみんなで現地や旅館街を再び見てまわりました。

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住民のみなさんは、もし、幼獣を見つけたら、どんなにかわいくても、心を鬼にして怒って欲しいと思います。棒を持って追いかけまわしてもらっても良いと思います。食べ物は絶対に与えないでください。クマは、山に逃げて帰るはずです。

 

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集落近くに設置された罠の蜂蜜の匂いは、何キロ先ものクマを旅館街に呼び寄せていることにもなります。

この幼獣がかかったら、絶対に山奥へ放獣してやって欲しいです。

 

地球環境を保全し、持続可能な文明を取り戻すためには、日本人ひとりひとりが自然や生き物たちへの共感をとりもどしていかねばならないと思います。

 

この件は、県の本庁に訴えるしかないと思いました。

 

 

 

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