くまもりHOMEへ

くまもりNews

8月2日(祝) 福島第一3号機プール、巨大がれきの撤去作業終了

福島第一3号機プール、巨大がれきの撤去作業終了
【写真】霧が立ちこめる中、福島第一原発3号機の使用済み燃料プールから2台のクレーンで巨大がれきをつり上げた=東京電力提供

東京電力は2日、福島第一原発3号機の使用済み燃料プール内に沈んでいた重さ約20トンの巨大ながれきを撤去した。2011年3月の水素爆発でプール内に落下したがれきの中で最も大きく、プール内に残る核燃料566体の取り出しに向けて、大きな障害が取り除かれた。

巨大がれきは、プールの核燃料を原子炉に出し入れする際に使われていた「燃料交換機」という設備。もともと約35トンだったのを水中カッターなどで切断して約20トンまで小さくした。

撤去作業は2台の大型クレーンを使い、カメラで監視しながらすべて遠隔操作で行った。東電によると、原子炉建屋上部にあるプールの真上からワイヤを下ろし、3個の専用フックで巨大がれきをつかみ、正午前からつり上げを開始。途中で落とすと核燃料を損傷させる恐れがあるため、プールの壁などにぶつけないよう慎重に操作し、約1時間半で地上に下ろす作業を終えた。この日は他の屋外の全工事を止めたという。

(以上、朝日レジタルより)

 

熊森から

やりました! 難工事に成功していただき、国民として素直にうれしいです。日本の技術力はやはりすごいと思いました。事故後ずっと後処理に従事してくださっているみなさん、本当にありがとうございます。この後も、一歩一歩、慎重に後処理を進めていってください。

 

ただし、海外に原発を売るのは絶対にやめてほしいと思います。事故が起きた時、責任が取れないからです。

 

フィード

Return to page top