くまもりNews
石川県白山市で、男性がクマに引っ掻かれる
9月23日午後2時頃、石川県の白山市で80歳の男性が、頭や腹、腕をクマに引っ掻かれるケガを負う事件がありました。
クマは親子で、2頭の子グマをつれていた母グマが、子供を守ろうとして、この方にケガを負わせてしまったようです。
事件現場は旧鳥越高原大日スキー場のロッジから南に約200m程離れた場所で、現地は、大人の背丈ほどまで伸びた草で覆われていたようです。
この事件翌日の24日に、猟友会等が現場付近を調べているそうです。
(参照→http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2015092402100011.html)
この件をネットのクマニュースで知ったのは、あいにく土曜日。役場はお休みです。
熊森本部は、さっそく、白山市の警察署と、念のため役場の方に電話をして、この事件の詳細を聞いてみました。
・事件後、クマはスキー場の山の中へ逃げていった
・26日現在の時点では、猟友会の方は動いておらず、捕獲罠もかけていない
事が分かりました。
本日は土曜日で、警察署にも役場にも事件の詳細を詳しくご存じの方がおられず、これ以上の情報は得られませんでした。
熊森の突然の電話にもかかわらず、警察の方も、当直勤務の職員さんも、調べまわって下さり、大変快く対応してくださいました。
ありがとうございました。
今後、このクマをどうするのか、気になるところです。週が明けてから、また、行政担当者に詳しくお話を聞いていきたいと思います。
本部では、察知したクマ問題は、状況を把握し、その後の処置について可能な限り当たっていこうと思います。