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熊本地震の迷い犬7割、飼い主の元に 熊本市啓発と「犬好き」県民性

熊本地震の後、被災された人や動物たちがどんな大変な日々を送っているかと思うと、なかなか他のことをブログに書けませんでした。

ずっと胸が痛かったのですが、ホッとするニュースに出会いました。

 

<以下、産経ニュース5月23日版より>

熊本地震では、混乱で飼い主とはぐれる犬が相次いだが、動物愛護センター(東区)で保護した犬74匹のうち、7割が飼い主の元に戻った。返還率は過去の災害に比べると高いという。全国に先駆けて、犬や猫の「殺処分ゼロ」を目指し、啓発を続けた効果もあったといえる。(九州総局 奥原慎平)

熊本市は平成14年度、全国の自治体に先駆け、「殺処分ゼロ」の取り組みを始めた。

同センター職員は飼い犬を持ち込む住民に、生涯飼育を定めた動物愛護管理法を説明し、翻意を促した。犬の首輪に連絡先を付けて、センターに持ち込まれる数を減らす「迷子札運動」も展開した。

この結果、26年度に犬の殺処分ゼロを達成した。この活動は「熊本方式」として全国から注目される。

同センターの村上睦子所長は「避難生活中でも、ペットを家族の一員として必死に探す人が多かった。しっかり愛情をもって飼っているのだろう。はぐれた犬をセンターで一元管理したことで、見つけやすかった面もあると思う」と語った。

こうしたセンターの啓発活動に加え、「犬好き」な県民性が、地震における返還率の高さにつながったかもしれない。(以上)

 

熊森より

被災されているみなさん、動物たちに、心からお見舞い申し上げます。また、これらの人や動物を助けるために奔走してくださっている個人、団体、行政のみなさん、本当にありがとうございます。心からお礼申し上げます。

 

日本は災害の多い国です。災害は避けられません。今後は是非、ペットを同伴できる避難所や仮設住宅の建設を望みます。阪神大震災や東北大震災で、もう十分、気づいたはずですが。

 

 

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