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都会のコナラ

今年の兵庫県阪神間の山にはびっくりです。ナラ枯れがひどいのです。山が真っ赤です。枯れているのはコナラです。

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芦屋市民病院裏山 9月15日

 

ミズナラがなくてもナラ枯れが広がることがわかりました。

といっても、どの山も赤いわけではありません。隣の山は、青々としていました。

本当に不思議です。自然界の事は予測が立たないと改めて思いました。

枯れたコナラの幹を見に行くと、木くずが粉を吹いていました。

カシノナガキクイムシが来ていました。

 

山すその何本かのコナラの大木は豊作でした。

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豊作のコナラ

全く実がないのや、少ししかないのもあって、個体差が歴然でした。これも、不思議です。

毎年9月になると、山の実り調査に入り、一喜一憂しますが、都会のこの豊作コナラは、どの枝にも、実が実にびっしりと付いていました。

大豊作です。

昨年、高畠先生のご講演で、もし日本列島から人間がいなくなれば、クマは平地に住むはずと聞いたことを思い出しました。

理由は、山地より平地の方が大地が肥沃で、実りの量が各段に多くなるからだそうです。

改めて、人間様は、いい場所を取らしてもらっているんだなあと思いました。

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食べに来る動物はいないのでしょうか。道路の上に、実がたくさん落ちていました。

これまで山のドングリの豊凶ばかり調べてきましたが、都会のドングリの豊凶も調べてみたくなりました。

 

 

 

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