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本部11月2日 安全講習会に参加の狩猟者のみなさんに、クマを撃たないようにお願い

今日の午後、兵庫県クマ狩猟再開のための安全講習会が、兵庫県庁西館で開催され、県庁担当者によると90人の猟友会の方々が参加されました。明日も同じ講習会が予定されており、残りの方が参加される予定です。

 

熊森本部は、兵庫に800頭もクマはいないとして、参加者の猟友会のみなさんに、「クマを撃たないでください。共に、森の再生をしましょう」と、みんなで必死に呼びかけました。

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西館入り口付近で「クマを撃たないで」と、猟友会員にチラシを配って呼び掛ける熊森本部

 

「クマを撃ちたいから来ているのに」と、熊森のチラシを返してくる人や、チラシを読みながら説明会場に入って行かれる方など、反応はさまざまでした。

猟友会員の言葉から

「人殺しグマを退治せなあかんやろ」

「あんたら心配せんでも、そんなに獲られへんと思うで。山に入ってもクマに会うことなんかないもん」

「集落の裏にクマがいるというけど、猟期が始まると一斉にどこかに消えてしまうで」

「長いこと狩猟してないんやから、狩猟せな増えすぎてしまうやないか」

「山が荒れてクマが棲めないというけど、まだシカがあんまり入っていない山もあって、そこにはクマがおるよ。見てるもん」

 

やはり、みなさん、クマを撃とうと思って集まって来られていました。

 

(熊森から)

ー兵庫県のクマが爆発増加して940頭になっているー

事実誤認でも、権力とマスコミがバックに付くと真実になって行く。恐ろしいことだと思いました。

生息地を壊されたクマが、里に次々と出て来て、地元のみなさんが困っておられるのは本当ですが、爆発増加していることにして、狩猟で殺して終わろうとする。こういうことを考える人間のきたなさ、他生物への思いやりのなさを、本当にもう人間やめたくなるほど恥ずかしく思います。いつか、真実が人々に伝わる時がきっと来ると思いますが、その時は手遅れかもしれません。

ともあれ、熊森は、何があっても、これからも真実を伝え続けていきます。

人間が狩猟などしなくても、本来、自然界は全く困りません。絶妙のバランスをとっていきます。人間が手を入れる度に、自然は劣化してバランスが取れなくなっていくのです。

 

 

 

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