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兵庫県本部<実のなる木植樹地> シカ除けネットの雪害状況を点検

くまもり本部がこれまで植樹をしてきた場所は全て奥山にあります。

毎年雪で植樹地のシカ除け柵の杭が折れたり倒れたりするため、雪害対策として植樹地のネットを降雪前に一部はずしてあります。雪が解けると同時に修復しておかなければシカに苗木を食べられてしまいます。各植樹地を点検してきました。

 

 

①まず1か所目は兵庫県宍粟市原のリンゴ園近くに植えたクマ用の柿の大苗植樹地です。少し雪が残っていますが、現場に入ることはできました。

ここは、昨年金網フェンスの下を掘ってイノシシが入っていたので、地元の方と電気柵を張った場所です。

金網フェンスが雪で曲がっていました

部分的に電気柵のポールが折れていました

 

まだ、イノシシに入られた形跡はありません

ここは金網フェンスや電気柵のポールを買いなおす必要があるので、地元の方と協力して至急、修復します。

 

②続いて、兵庫県宍粟市戸倉の植樹地。ここはスキー場も近くにあり、今春かなり雪が積もった場所です。まだスキー場に雪が残っていましたが、暖かくなってきて雪が緩くなってしまったため、今年の営業は終了していました。

 

戸倉植樹地の斜面上の杭が倒れてしまっているので、シカに苗木を食べられる前に、タイミングを見計らってネットの修理に行かなければなりません。今はまだ無理です。

ゲレンデには雪が残っています

 

ここの植樹地はまだ、完全に雪に埋まっています

よくみると左の植樹地の上側は杭が倒れています

 

 

③続いて、兵庫県但東町大河内です。ここは例年そんなにも雪は積もりませんが、今年は大雪となりました。

アスファルトの雪は結構解けてます

雪に阻まれて、植樹地には行けません。

雪がまだ40~50センチほど残っていたので、植樹地に行くのはあきらめました。この植樹地も、雪解けと同時にネットを修復しに行かなければなりません。

 

本部のある阪神間はすっかり春ですが、北部の但馬地方の奥山は、まだまだ雪で覆われていました。

人間はこの程度の雪で山に入れなくなりますが、シカはどうなのでしょうか。彼らは生きるために必死で、わずかに雪から顔を出した苗木の新芽を食べてしまうかもしれません。シカに食べられる前にネットの修復をすませたいです。

植樹地のネットの補修はいきもり活動で実施します。

 

4月のいきもり活動は4月8日(土)と4月16日(日)です。

4月8日は兵庫県豊岡市但東町の植樹地のネット補修を実施します。4月16日は兵庫県宍粟市波賀町戸倉の植樹地を修復します。植樹した苗木を育てていくにはこういう地道な活動が必要です。是非ご参加ください。

【内容】

くまもり広葉樹植樹地のシカよけネットの補修

【集合時刻・場所】

午前8:00 阪急電車夙川駅南口ロータリー(兵庫県西宮市)

【参加費】無料

(兵庫県ボランティア保険に未加入の方は年間500円で加入できます。)

【お申し込み先】

TEL:0798-22-4190

Mail:contact@kumamori.org

 

 

 

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