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同じ公立小学校で17年間連続してくまもりが環境教育授業を実施! 本部環境教育部

1月16日、 毎年呼んでいただいている兵庫県尼崎市の小学校で、今年も環境教育をさせていただきました。

今年で、17年間ずっと継続してこの学校に呼んでいただいたことになります。本当にうれしいです。

今回は、1・3・5年生に、森や動物の大切さ伝える授業をさせていただきました。

 

5年生

 

森と水のつながりについて、「イースター島」「世界」「日本」と、舞台を大きく変えながら考えていく授業です。

世界にも目を向け始めている5年生。世界の森の危機にも、敏感に反応します。

日本の森の危機を知って、「これじゃ、あかんやん!」と、素直な声があがります。

 

「みんな、森を守るなかまになってね!」というメッセージを残して授業を終えました。

5年生はとても積極的!質問に対して、素早く手が上がります。

 

1年生

 

くまもり環境教育ではおなじみの、紙芝居「どんぐりのもりをまもって」を上演。

奥山の人工林化によってクマの親子がたどる数奇な運命に、子どもたちはつらそうな表情を浮かべます。

子どもたちの涙をぬぐう姿に、読み手も思わず声が震えます。

 

子どもたちの純粋なやさしさが、ひしひしと伝わってきました。

両手を合わせて、クマの親子の無事を願う子も。とても印象的でした。

 

3年生

 

「動物」「土」「水」「建材」の4つの観点で、自然の森と人工林を比較していきました。

元気いっぱいながらも、考えるところはしっかりと考える、とてもメリハリのある子どもたちでした。

これはドングリのなるクヌギ。冬になると葉が枯れて落ちてしまうよ。

 

「痛い!」「枝までとげとげだ」など、感想を口々に言いながら、実物のスギに夢中!

 

 

関係者の皆様、今年も熊森に環境教育の機会を与えていただき、本当にありがとうございました。

 

☆☆☆

 

小学校は今、英語教育の必修化などで年々忙しくなってきています。

大切な環境教育の時間が削られてしまわないかと、熊森はとても心配しています。

そんな多忙な中、毎年熊森を呼んでくださる先生方には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

熊森の環境教育が子供たちに必要と思ってくださる方々のためにも、常に新しい情報を取り入れながら、このあともより良い環境教育プログラムをお届けしていきたいと思っています。

 

今後とも、よろしくお願いいたします♪(SY)

 

 

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