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ドイツ、「昆虫保護法」の制定検討 環境相、殺虫剤の使用削減など計画

以下、yahooニュースから転載

【AFP=時事】ドイツのスベンヤ・シュルツェ(Svenja Schulze)環境相は17日付の独紙ビルト日曜版(Bild am Sonntag)で、昆虫を保護するため、殺虫剤の大幅削減や巨額の研究費拠出を盛り込んだ法律を制定する方針を明らかにした。人間の活動が昆虫の生態に及ぼす影響に対しては世界的に懸念が高まっている。

社会民主党(SPD)のシュルツェ氏は同紙に「私たち人間は昆虫を必要としている。昆虫は法律で守られてしかるべきだ」と語っている。

独DPA通信によると、シュルツェ氏が掲げる「昆虫の保護に向けた行動計画」では、昆虫保護のために年間1億ユーロ(約125億円)を拠出し、うち2500万ユーロ(約31億円)を研究に割り当てる計画だ。

さらに2050年まで道路や住宅建設のために更地をコンクリートで覆うことを禁止するほか、昆虫が方向感覚を失ってしまわないように夜間の照明も制限する。

行動計画では、連邦政府は「環境や自然が耐えられる殺虫剤散布や、昆虫が生息する場所での殺虫剤やその他の有害物質の大幅な削減」に関する規則を設けるとし、議論の的になっている除草剤成分「グリホサート」を2023年までに禁止することも盛り込んだ。グリホサートはフランスも禁止する方向だが、全面禁止の時期は決まっていない。

以下、略【翻訳編集】 AFPBB News

 

 

熊森から

動物種の8割が昆虫であり、これまで地球の生態系を支えてきました。

写真:熊森提供 クマが皮むきをしてできた木の洞に巣食うミツバチ

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今、日本でも、農地や平地はもちろん、森からも、猛スピードで昆虫が消えています。

クマの夏の食料は昆虫なので、クマにとっては致命的です。

熊森をずっと指導してきてくださった研究者のお一人は、昆虫学者です。

次々と絶滅していく昆虫を確認するだけなので、もう山に入りたくないと、何年か前から言われるようになりました。

 

くまもりは、夏でも半袖で入れるようになった虫の消えた兵庫の山に危機感でいっぱいで、必死に声を挙げています。

しかし、日本は、市民が声を挙げても、社会に届かない国です。

人類の破滅が見えてきた今、環境破壊そのものだった西洋の物質科学文明が変わり始めた!
市民社会である欧米の市民や欧米の自然保護団体にがんばってもらいたい。

もう間に合わないかもしれませんが、それでも熊森は最後の1日まで、自然や生き物を守り続けていきます。

 

 

 

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