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5月24日 元農林水産大臣政務官に面会

「国有林野の管理経営に関する法律等の一部を改正する法律案」について

 

衆議院の審議では、<立地条件等に応じた針広混交林化の多様な森づくりを推進する>という付帯決議を付けていただきました。

 

日本熊森協会としては、もう一歩踏み込んで、国有林内の人工林伐採跡地の広葉樹林化(ベター)又は天然林化(ベスト)を進めてもらえるように訴えています。

なぜなら、自然界では、気候や標高によって、自然状態が広葉樹林であったり、針広混交林であったり、針葉樹林であったりします。よって、熊森のめざす森林を一言で表すには、「天然林化」という言葉が最適なのです。

 

  

広葉樹林         針広混交林           針葉樹林

 

・戦後、皆伐した奥山原生林の面積628万ヘクタール

(民族の大失敗、近い将来水源枯渇の恐れ)

・国有林内の人工林面積232万ヘクタール

・造りすぎたためなどの理由で針広混交林に戻す国内人工林の面積343万ヘクタール(林野庁発表)

→ (熊森の主張)ならば、国有林内の人工林面積から、まず天然林に戻すべき

 

5月23日夕方、自民党農林水産委員会理事の上月良祐議員事務所から、お会いできるという連絡をいただき、森山まり子名誉会長が急遽、上京しました。

 

参議員議員会館

 

上月良祐議員と森山熊森名誉会長

 

上月議員は、茨城県選出で農林水産大臣政務官をされていたことがわかりました。「これから人口も減っていく一方ですから、使わなくなった山や田畑は、自然に戻していけばいいと個人的には思っています。」と、言われました。熊森の主張を誠実に聞いてくださったことに心から感謝します。

記念写真を撮ってもいいですかとお聞きすると、天然林化を訴える熊森の資料をさっと手に持って、これと一緒に撮りましょうと言われ、うれしかったです。

この法案に関する審議時間は少ししかないようですが、引き続き、審議を見守っていきたいと思います。

 

参議院農林水産委員会議員への配布物第2弾

 

①国有林内では林業をせず、天然林にもどす要望書

②植林ではなく植えない森造り(=天然更新)を

 

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