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食べもの通信7月号!

食べもの通信社が発行している「食べもの通信2019年7月号」2ページ~4ページに、日本熊森協会の森山まり子名誉会長インタビュー記事が掲載されました。

どのようなものをどのようにして食べればいいのかというオーソドックスな内容を、1970年から追求し続けてきた「食べもの通信」。

ネット情報が氾濫している今、年間購読料8000円を出してこのような雑誌を購読されている方はどれくらいおられるのだろうか。

疑問に思い読者数をたずねてみると、意外に多い。

なぜだろうと、思わず中身を読んでしまいました。

 

単なる料理本ではなく、生産者や消費者の話、医学情報や環境問題と内容はバラエティに富んでいます。

「クマに奥山の森を返す活動を続けて26年」なんて内容が、トップの特集記事になるぐらいですから、編集者の興味関心はかなり柔軟で幅広いと言わざるを得ません。

 

日本という歴史のある国で、祖先が長年かかって作り上げてきた食文化は貴重です。

しかし、何をどう食べるかは個人的な問題ですから、少しでも強制力が働くと、相手を傷つけてしまう恐れがあります。

 

編集部の方に、どんな方がこの雑誌を購読されているのですかとたずねると、お姑さんが購読されて、そっとこの雑誌をお嫁さんに見せたりされていますという一例を教えてくださいました。なるほど、こうすれば角が立ちにくいですね。

 

いろいろな方がいろいろな目的で購読し続け、50年間にわたり愛されてきた「食べ物通信」。

日本熊森協会の「くまもり通信」も、かくありたいと思いました。

 

森山名誉会長の2019年5月時のインタビュー、ぜひ多くの方に読んでいただきたいです。

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