くまもりNews
初めまして「とよくん」
- 2019-08-31 (土)
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初めまして。インターンシップ学生のTです。8月29日から9月5日まで熊森協会でお世話になります。
初日の今日は、くまの「とよくん」のお世話をさせていただきました。それについて僕が感じたこと、とよくんの近況報告を書かせていただきます。
初めに僕が獣舎の方へ歩いていくと、とよくんは獣舎から顔を出して「初めまして。」と言わんばかりにこっちを見ていました。そのあと獣舎へ行くと、エサ用の穴からクンクンと顔を出してくれました。ツキノワグマを間近で見たのは初めてでしたが、とても愛くるしい印象でした。
とよくんは4本の足を使って歩いていました。とよくんの後ろ足について調子が良くなかったことを事前に伺い、心配していましたが、これを見てほっとしました。この日も、職員さんがキウイに薬を入れて、とよくんに投薬していました。これからさらに良くなることを願うばかりです。
最初に僕がさせていただいたのは、うんちのお掃除です。大きいうんちがどーんとバルコニーに落ちていました。排泄は良好なようです。職員さんと協力して、数回に分けてバケツへ。その後、職員さんがモップを使ってバルコニーを綺麗に掃除しました。
そのあとバケツの水を入れ替えさせていただきました。思った以上に大変でした。
とよくんにご飯を与えさせていただきました。数回に分けて与えました。そのたびにとよくんは、それをすぐさま完食。次はまだかと訴えてきます。とよくんにとって、今の時期は冬に備えて脂肪を蓄えないといけない時期。それに加えて食事制限中でおなかがすいているのか、とよくんは少しイラついた様子でご飯を求めていました。それを見てとても申し訳なく感じましたが、とよくんの足にとって食事制限は欠かせないものだと聞きました。がんばれ。とよくん。
餌を元気に食べるとよくん
とよくんは外へ出たいのか、バルコニーの檻を噛み始めました。今のとよくんの生活空間は狭いので、ストレスが溜まってしまうかもしれません。とよくんのストレスをためさせないためにも、スライス丸太に加えて、大きい丸太を投入。とよくんのストレスがたまらないことを願うばかりです。
追記:とよくんの写真が少なめだったので、8月26日に撮影されたものをお見せします。この日も、元気にご飯を食べていたようです。
鼻にご飯を付けたままのとよくん
山菜のミズを元気に食べるとよくん