くまもりNews
8月2日 埼玉県支部の結成会を開催します
- 2020-07-22 (水)
- くまもりNEWS
今年の1月に、くまもり埼玉県支部が池田幸代支部長のもと発足しました。
新型コロナウィルスの感染拡大の影響で結成会が延期になり、活動も思うようにできていませんでいたが、より力強く活動を広めていくため、8月2日に結成会を開催します。
新型コロナウィルスの感染が拡大している中ですので、密にならないように万全の対策をします。
本部から室谷会長も駆けつけます。埼玉県の森や野生動物を守っていくためにいろいろとお話をできればと思います。みなさまとお会いできることを楽しみにしております。
今回は、会員とそのご家族やご友人を対象とした開催になります。ご入会がまだの方はこちらからおねがいいたします!
年会費1000円で会員登録いただけます。
埼玉県支部結成会
2020年8月2日(日) 13時30分~(受付:13時~) 会場:埼玉会館 2階ラウンジ(JR浦和駅西口より徒歩6分) 定員:50人 (マスクをご着用ください) Mail: contact@kumamori.org 【プログラム】 「全ての生きものと共存する流れを埼玉県から」 室谷悠子会長 「支部活動のこれから」 池田幸代支部長 「飯能市のメガソーラー問題について」 |
6月17日 埼玉県庁 みどり自然課を訪問
クマと共存し、生物多様豊かな森林保全を求め要望書提出
埼玉県支部では、池田支部長、高橋副支部長、森田副支部長、藤井会計の4人で、埼玉県庁みどり自然課を訪れ、要望書を提出しました。
埼玉県では、ツキノワグマがレッドデータリストの準絶滅危惧種に指定されています。生息地である豊かな森を再生し、棲み分けができるよう、事故防止対策や放獣制度の導入など体制を整えてほしいと訴えました。
要望事項は、以下のとおりです。
1 クマと棲み分け、水源の森を保全するため、奥山の放置人工林の天然林化(広葉樹林化)を進めてください。昨年、導入された、森林環境譲与税がこれに活用されるよう、県内の各市町村を支援ください。
2 埼玉県の「クマ対策マニュアル」は、クマの放獣を進める内容となっていますが、現在、県には放獣体制がありません。隣接する山梨県や長野県は放獣に力を入れており、神奈川県にも放獣体制があります。埼玉県でも放獣体制を整備し、クマを奥山へ帰せるようにしてください。また、シカ・イノシシ用の罠で錯誤捕獲されたクマは、法律の原則どおり、殺処分せずに放獣してください。
3 過疎や高齢化により、クマとの棲み分けができなくなっている地域があります。こうした地域の被害防除やクマをよせつけない集落づくりを支援し、人身事故防止のための正しい知識の普及も進めてください。私たちも、ぜひ、協力をさせていただきたいです。 |
今後、さまざまな実践活動により、支部もクマとの共存にむけて活動をしていきたいです。
この日は、森林環境譲与税の担当課や記者クラブにも行って、資料をお渡しました。