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風力発電計画乱立の宮城県加美町で熊森がクマ生息調査開始 14.35haの山林を5年間立ち入り禁止に

宮城県加美町奥羽山脈では、6つもの巨大風発計画が乱立しています。すべて完成したら、合計約170基となる計画です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

建設計画目白押し。東北地方は自然破壊型再エネの草刈り場にされている

すでに稼働1、工事中1、計画中の残り多くは地元の猛反対に遭っているもよう

 

風車病に苦しむ和歌山県由良町の元町会議員由良守生氏(ブログあり)の話では、由良町の風車の出力規模は1基あたり1000kw~2000kwが21基です。

1000kw~2000kwでも「風車を止めてくれ」と叫ぶほどの風車病に苦しんだり死んだりする人たちが出ているというのに、加美町で計画中の風車は、もっとずっと大きなものです。

こんなものを尾根筋に170基も造ったら、どんなひどいことになるのやら。

もろに直接被害を受けるクマをはじめとする野生動物たちはどうなるのでしょうか。

 

熊森は、加美町の風車建設予定地で、クマをはじめとする野生動物たちの生態調査を開始することにし、山主との契約を取り交わしました。

7月10日、調査地に看板を建てに行きました。

道中、風車建設工事中(10基)の場所がありました。その近くには、熊注意の看板がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クマ出没注意必要の看板

 

国も県も町も、クマたちの生息地と知った上で、風車建設許可を業者に出していたことがわかりました。

 

下の看板には、業者がご理解・ご協力お願いいたしますと書いていますが、地元がほとんど何も知らない間に工事が進んだと地元の人たちは憤っていました。

町長さんや町議会は、知っていたはずですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ、熊森が調査地に選んだ14.35haの山林に到着しました。

この場所は元々、スギの人工林だったそうです。手入れが悪くて針広混交林になってしまっていたということです。

この山をブナの天然林に戻そうと、去年スギだけを伐採してスカスカに見渡せるようになっている場所があり、そこに熊森の看板を立てました。

 

 

 

 

 

 

 

 

看板立て工事のもよう

 

看板には、

無断立ち入り禁止

クマなどの大型野生動物の生息状況調査中

とあります。立入禁止期間は5年間です。

自動撮影カメラもいくつか掛けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

くまもりの看板

ついでに熊森の旗も立ててきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熊森の旗

調査結果は、学会などで発表する予定です。(完)

 

 

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