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 「森の動物たちに緊急食料援助を!」      10月27日 名古屋市 COP10会場

「森の動物たちに食糧援助を!」「クマと人間共存できる」「水はクマの棲む森から」「2000頭も殺された」「森の動物たちを救え」・・・・

名古屋国際会議場で朝10時から始まる会議に出席する人々に訴えようと、くまもりは初のパレードを実施。みんなで元気一杯、声をはりあげました。読売新聞や日本テレビが取材に来てくださり、さっそく、お昼のニュースでも放映されました。「殺すだけの行政のクマ対応に、日本人であることをやめたくなっていたのですが、声をあげた団体があることを知って、もう、感動です!」本部事務所の電話に、テレビを見た方たちからのうれしい声が、次々と入ってきます。みんな同じことを思っていたんだ。

平日、早朝、思い立ってからの準備期間2日間。人集めまでは全く手がまわらなかったのですが、それでも「ネットを見ました」と、埼玉から駆けつけてくださった方もいて、とにかく日本で初の「クマ救え!」の声をあげることに成功しました。

海外の方たちには、「クマを絶滅から救うための緊急声明」の英語版を配布。NGOの動きがほとんど見えない日本でのCOP10で、日本でも声を上げる勇気あるNGOがいた!みなさん、大変好意的でした。

しかし、一方、今、クマたちが出てきている集落の中には、これまでクマなど見たことない。怖い!と、夜も眠れないほどおびえている人たちがいるのも事実です。どうしたら両者を救えるのか。今年のように山に食料ゼロという大異変が起きたときは、クマたちへの正しい対処の仕方を人々に伝えると同時に、クマたちが集落に出てこないようにするには食料を提供することが必要です。どうしてこんな簡単な子供でもわかることに、行政の方々が気づかれないのか、ふしぎでなりません。

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