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「とよ」がよくぞここまでに だから狩猟禁止

動物はしゃべれなくても、ちゃんと人間を見ています。

 

いったん野で大人になったクマは、絶対になつかないと言われていましたが・・・

 

お世話隊のみなさん、何してるの?プールの中の「とよ」 2017年5月11日

 

あんなに人間を恐れて、人間を見ては走り寄ってきて全身で威嚇し、とんで逃げていた「とよ」。

無理もないです。人間に死ぬような恐ろしい目に遭わされたのですから。

 

あの「とよ」が、プールに入ったまま、お世話隊のみなさんの言うことをそばでじっと聞いています。

よくぞここまでに!

 

クマはしゃべれないけれど、ちゃんと人間を見ているのです。

動物も、人間と同じように心というものを持っています。

人とクマの信頼関係が築けたら、人身事故は激減するでしょう。

 

クマを殺そうとする人がいる限り、クマは人に出会ったら、命がけで人を排除しようとするでしょう。

動物として当然のことです。

 

今や、クマを獲らなければ生きていけない人などいません。

クマ狩猟を推進する知事さんたちは、人身事故が起きた時の責任をどうとるのでしょうか。

知事さんは、クマ狩猟を楽しみたいという人の言うことは聞くけれど、狩猟すべきではないというわたしたちの声は聞かれません。

なぜですか?

 

人とクマの棲み分けが復活できるように、奥山の人工林を早急に自然林に戻して下さい。

 

 

 

 

 

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