くまもりNews
「とよ」がよくぞここまでに だから狩猟禁止
- 2017-05-17 (水)
- _クマ保全
動物はしゃべれなくても、ちゃんと人間を見ています。
いったん野で大人になったクマは、絶対になつかないと言われていましたが・・・
お世話隊のみなさん、何してるの?プールの中の「とよ」 2017年5月11日
あんなに人間を恐れて、人間を見ては走り寄ってきて全身で威嚇し、とんで逃げていた「とよ」。
無理もないです。人間に死ぬような恐ろしい目に遭わされたのですから。
あの「とよ」が、プールに入ったまま、お世話隊のみなさんの言うことをそばでじっと聞いています。
よくぞここまでに!
クマはしゃべれないけれど、ちゃんと人間を見ているのです。
動物も、人間と同じように心というものを持っています。
人とクマの信頼関係が築けたら、人身事故は激減するでしょう。
クマを殺そうとする人がいる限り、クマは人に出会ったら、命がけで人を排除しようとするでしょう。
動物として当然のことです。
今や、クマを獲らなければ生きていけない人などいません。
クマ狩猟を推進する知事さんたちは、人身事故が起きた時の責任をどうとるのでしょうか。
知事さんは、クマ狩猟を楽しみたいという人の言うことは聞くけれど、狩猟すべきではないというわたしたちの声は聞かれません。
なぜですか?
人とクマの棲み分けが復活できるように、奥山の人工林を早急に自然林に戻して下さい。